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日々の積み重ね
いや、もしかしたら俺様をカマにかけようとしてるのかもしれねぇ。
「何言ってんだ?そんなことしてねぇぞ」
ヤバイ、冷汗が出て止まらない。
バレねぇよな。大丈夫だよな?
「別にカマにかけようとなんてしてないよ。そのローターさ、盗聴器が付いてるんだよね」
「え....」
盗聴器がついてる?嘘だろ....?
「昨日はしばらくは声が聴こえてたのに、ばいきんまんがオナニーした後からはどんなに振動強くしても声が聞こえなかったんだよ。なんでかは、ばいきんまんが1番わかってるんじゃないかな?」
どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、
そーだ!
「いや、それは、声を我慢してたからで....」
「ふーん」
ごまかせたか?
チラっとアンパンマンを見てみると、あのどす黒い笑顔で俺様を見ていた。
「まあいいや、とりあえず家に行こうか?」
ごまかせたかどうかよくわからないまま、大人しくアンパンマンの家に向かった。
アンパンマンの後に続いて家に入ると、またジャムおじさんとバタコさんが居なかった。
こんなに居ないものなのかと不思議になって、アンパンマンに聞いてみた。
「なあ、あの二人はいつもこんなに家を留守にするのか?」
「ジャムおじさんとバタコさんの事?今は結構離れた国へパンの配達に行ってるから居ないだけで、いつもはこんなに家を留守にすることはないよ」
ということは、アンパンマンの服が役に立たなくなったときに、服を縫う人がいないっていうことだよな?
これは、チャンスなんじゃ....!?
「ちなみに、僕の服はストックしてあるから」
「別にチャンスなんて思ってねぇよ!」
「僕そんなこと一言も言ってないけど?」
「うっ....」
やっぱりコイツ、人の心が読めるんじゃ....。
「はい、入って」
部屋のドアを開けられ、中に入ると、ベッドに腰掛けるように言われ、
そのままツナギを脱ぐように言われる。少しためらっていると、バカにするように声をかけられた。
「恥ずかしいの?僕が脱がせてあげようか?」
「自分で脱げる!」
バカにされたのが癪にさわって、ツナギを脱ぎ捨てる。
「おら!脱いだぞ!」
「僕は魔法使いじゃないんだから、下着を脱がないと取れないけど?」
「う"っ」
そうだった、ローター取るためなんだから下着も脱がないとなんだ。
ここで恥ずかしがるとまたバカにされると思ったから、大人しく脱いだ。
今はローターの振動も弱くてないようなもので、幸い俺様のモノも萎えている。
そういや、コイツ電池が切れたら取ってやるとか言ってたけど、まだ電池切れてないのに取ってくれるのか?
「んぅっ........ふぇ?」
アンパンマンが穴から出ているコードの根元を掴み、引っ張ったかと思うとすぐに離してしまった。
しかも、前立腺の場所で。
「なんで....」
「だってさ、ばいきんまんさっき言ってたじゃん、声我慢してたって。だからさ、ホントかどうか確かめないと、ね?」
そう言って遠隔操作出来る機械を俺様の目の前に持って来るアンパンマン。
そこにはメモリが....10!?
このバイブ10段階もあるのか!?
俺様が心の中でパニックになっているうちに、アンパンマンはそのスイッチを無言で10まで上げた。
「ああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
10秒も経たないうちにイってしまった。
さすがにアンパンマンもこんなに早くイクと思っていなかったのか、顔にもろに俺様のがかかっている。
一瞬驚いた顔をしたアンパンマンだったが、すぐに笑って俺様の出したそれをすくって口に含んだ。
「んぁあっ!おまっえっ、ひあっぁん....なに、してっ!?」
「ばいきんまんの精子を食べてる」
平然と答えて、なおも食べ続けている。
「きたっなぃ、からぁ!ひぁあっ!!やめっ....」
「汚くないよ、それに美味しいし」
「んあぁっ....ばかぁ....っ、ひぁぁぁんっ!」
またドクドクと俺様のモノからでてくる白い液体。
いつまで続くんだ。そう思ったとき、急に振動が弱まって、止まった。
「あれ、止まった?」
「ん、止まったぁ!止まったからぁ、取ってぇ....!」
イったせいで甘い声が出る。こんなのが自分の声だと認めたくない。聞きたくない。
「うん、取ってあげる」
そう言って、太ももに巻き付いているコードを解いて、ローターを取ってくれた。
「んぅ、ふあぁ....」
抜かれるときに、ローターが内壁を擦りあげて甘い痺れがおきた。
「よしよし、頑張ったね」
抱きしめて、頭を撫でてくる。その気持ちよさにすり寄って、俺様もアンパンマンの背中に腕を回すとなぜか、すごく安心した。
のに、
「じゃあ、また頑張ろうね」
俺様の穴に何かがあてがわれ、中に入ってくる。
「え?ふぁっ、....ぁっ!」
「電池のストックあと9個あるから、あと9回、頑張ろうね?」
そんなの、絶対に死ぬだろ....。
「開発は日々の積み重ねだから」
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