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第11話 下野※

今週は忙しかった。 今週は平日に一日、春樹が泊まりに来た。その日は、営業のペア活動となるマシュマロの売り方を、別の方向から二人で家で考えた。 春樹が資料をまとめ作ってくれていた。マシュマロが欲しい人、貰って嬉しい人、を細かく分析したものであった。 その中に『孫へのプレゼント』というワードがあった。 おじいちゃん、おばあちゃんが、孫にマシュマロをプレゼントをするは丁度いいかもとなり、翌日から早速行動した。 これが大きく当たり、おじいちゃん、おばあちゃんがいるエリアや自治体、商店街などに働きかけ、大きな契約に結びついた。春樹のリサーチ力、観察力が実を結んだ結果といえる。 昨日の金曜日は、営業先から二人で下野の家に直帰した。春樹は初めてであろう大きな契約に興奮していたので、疲れたのか今もまだ寝ている。 寝ている春樹を後ろから抱きしめながら、下野は起きたての頭でそんなことを思い出していると、モゾモゾと腕の中で春樹が動き出した。 「春ちゃん?おはよう、起きた?」 起きてはいるようだけど、返事がない。今日は背中から抱きしめている格好で寝ている。だから下野から春樹の顔は見えない。 「どうした?春ちゃん」 後ろから春樹の髪にキスをすると、身体をビクッとさせていた。 「え、え、あの…ちょっと…」 何故か春樹は動揺しているような声を出している。 「起きたら、おはようだろ?」 と、下野が上半身を起こして後ろから春樹の顔を覗き込もうとすると、ぎゅっと硬く身体を縮こませている。 どうしたのかと、下野は春樹の肩に手をかけた時「ダメっ!」と大きな声を出された。 「春ちゃん、お腹痛いのか?」 「ち、ち、違う…」 「じゃあ何…隠し事はしないのがルールなんだろ?」 うー…と、唸っているが顔を見ると赤くなり、両手で股間を押さえていた。 「ど、ど、どうした?どこか痛いのか?」 下野は慌ててしまい「どうした!」しか言葉が出てこない。急にボキャブラリーが少なくなったようだ。 春樹の縮こまっている身体は、さらに丸くなり、両手でぎゅっと股間を抑えているようだった。 痛いところはないと言うが、春樹はずっと身体を背け続けている。だから心配になり、なんだかんだ理屈を並べて春樹の両手を掴み、隠していた場所を見ると、グレーの短パンが濡れているのがわかった。 春樹は夢精していた。 「うー…」 恥ずかしさからか、春樹は唸り声しか出ないようであった。 「ごめん!ごめんな、春ちゃん。気にするな、よくあることだから…」 下野はそう言い、また後ろから春樹を抱きしめた。落ち着かせるためには、こうするしかない。 「…本当か?よくあることか?いい年した男でもあるのか?寛人もあるか?嘘だ!」 「俺は…」 夢精はしなくなった。この年になれば女もいたし、忙しい時は自分でそれなりに処理をしている。だから、夢精をすることなどない。 だけど、春樹にそう言うのは何となく躊躇してしまう。多分春樹は、最近でも何度も夢精をしているような気がしたからだ。 それに、さっき春樹の夢精して濡れているグレーの短パンを見たら、何故か下野の股間にも熱が溜まり勃起してきてしまった。 おかしい… 下野は春樹の濡れた短パンを思い出しては、興奮してしまう。濡れているグレーの短パンからほっそりとした足が見えていた。それを思い出してしまうと、MAXで勃起してしまう。焦る。 「いや、夢精はないよ。だけど、朝勃ちはする。だから俺も春ちゃんと同じだよ。ごめんな!今もそう、勃ってるし。春ちゃんには嘘はつかないし、隠し事もしないよ」 「…俺、おかしくないか?」 「おかしくない!おかしくないよ!」 ベッドの中で春樹を強く抱きしめながら、力説してしまう。それに、夢精はしないけど、朝勃ちはするって無茶苦茶な言い草だ。よく考えれば変なことを口走っているとわかる。 「じゃあ、その寛人のは…それは、どうやって治るんだ?」 「まぁ…出すしかないだろうな…」 「どうやって?」 どうやってって…勃ったらそりゃ扱いて出すんだろと言いそうになるが、口を噤む。 春樹は童貞だろうが、まさかオナニーも知らないのだろうか。咄嗟に考えが過ぎる。 後ろから春樹を抱きしめているので、完全に勃起している下野のペニスは、春樹の尻に当たっている。春樹は居心地が悪いのかモゾモゾと動く。そんなモゾモゾと動くとペニスが刺激され、擦れて下野は腰が動きそうになってしまう。 下野はベッドの中で春樹をコロンと向きを変えさせた。やっと顔を見合わせることができる。 「春ちゃん?あのな、男友達の間では、やることがある。ちょっとやってみるか?」 「えっ?何…を?やってみる?」 下野は春樹の濡れた短パンとパンツを引き下げた。ビクッとする春樹の身体を片手で抱き寄せ、耳元で「大丈夫だから」と呟き、下野も自身の短パンをズリ下げた。 二人の腰とペニスを合わせて、下野の大きな手で握る。春樹のペニスは濡れているから、その感触に触れしまうと、下野のペニスはビクンと大きく動いていた。 「えっ、えっ、なに…」 「春ちゃん、大丈夫だから…こうやって俺のこと捕まえといて?痛かったら言うんだぞ?わかった?」 「う、う、うん…」 春樹にしがみつくようにと伝え、下野は二人のペニスを合わせて扱き始めた。 体格も違うから、もちろんペニスの大きさも二人は違う。下野の大きなペニスと一緒に春樹のペニスを根元から亀頭までゆっくりと撫で回す。二人分のペニスを握ることなんて初めてだし、力加減もどのくらいにするのかわからない。だから、ゆっくりと撫で回すようになってしまう。 亀頭の先端からは、じゅくじゅくと先走りが出てきている。ゆっくりペニスを扱くから先走りがいつもより多く出ている。下野の先走りが春樹のペニスに流れていくのを感じると、興奮が収まらなくなった。 止まらない。二人のペニスを合わせた時から、春樹もまた勃起していた。それを感じると下野の手は止まらなかった。 ぐじゅ、ぐしゅっと二人分の濡れた音がベッドの中から聞こえる。この時は二人共、完全に勃起をしていた。 だから、出すことしか考えてなかった。 「春ちゃん…オナニーしてる?」 「な、なんだよ!そんなこと聞いて…するに決まってるだろ!ああ…ダメっ…」 春樹が達きそうになったのか、急にため息混じりの声を出している。その声を聞くと、扱く手も速くなってしまう。 「えっ!あるの?オナニーしたことあるの?」 春樹がオナニーをしていると聞き、更に下野は興奮してしまう。 どんな風にしているのだろうか。考えるだけで興奮が止まらない。扱いている手と一緒に腰も動いてしまう。下野は、下から上に腰を強く押し付けていた。 カリが張っている先端を、春樹に押し付けてしまう。春樹のペニスはツルッとしていて下野とは違う。それが視界に入るだけで何故か興奮してしまう。 ゴリゴリと春樹のペニスに押し付けながら、下野は扱く手を速めた。 「や、や、や、ダメっ…」 「春ちゃん、出していいよ?俺も出すから…」 びゅくっと、二人同時に射精した。

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