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童貞くん

「ハア〜〜〜??? 童貞はお前だろうが。」 いや、俺も童貞だけどそうじゃなくて。 親友は言動がそれっぽすぎて仲間内からふざけて、「童貞くん」というあだ名を付けられている。 本人もまあ事実だし、といったスタンスで受け入れているから今日まで問題にならずにいるんだけど。 その「童貞くん」に、童貞みたいと揶揄され、あまつさえ可愛いとからかわれたのは、割と、本気で、イラつく訳で。 「あは♡ おこった?」 そう言いながら、親友は身体を起こして俺を押し倒そうとしてくる。 何するつもりなんだこいつ。 いや、力強いなぁ! こんなへろへろになってるのに、親友は結構簡単に俺のことを押し倒してきた。 俺も鍛えようかなと思いつつ様子を伺っていると、俺の耳元に口を寄せてきた。 「まなとくんのかわいい童貞ちんぽ、喰っちゃうから♡」 そう言って、ケツを俺のちんこに擦り付けてくる。 「んっ、ん♡、ははっ、ちんぽバキバキでぬるぬる♡♡ あっ、は、ンう♡♡♡ 俺でこんなに興奮しちゃったの?」 雌穴の擦り付けオナニーをしながら、耳元で煽ってくる。 マジでタチが悪い。 興奮してるのかって言われたらそりゃそうだし、さっさとナカに挿れさせて欲しい。 なのに両手は親友が掴んで押さえつけてきているから、勝手に挿れることも出来ない。 「興奮してるよ、分かってるでしょ。あんなにしたがってたのに、早く挿れなくていいの?」 「あ゛ッ♡♡」 どうにか腰を浮かせて親友の穴にちんこを強めに擦り付けると、声をあげた後に恨めしそうにこっちを見てきた。 いや、お前が悪いでしょ。 「んっ♡ ふ、お前が、挿れたい、……ッ♡ だけだろっ、ん〜♡、……は♡ しょーがないから、挿れさせてやるよ♡」 そう言って親友は、俺のちんこを自分の尻に宛がった。 ん? いや、ちょっと待って。 「ゴムは?」 親友とセックスするとかいう頭がおかしい状態でも、どっか冷静な部分は残っていたようで、流石にナマは不味くね? という思考が湧いた。 後処理とか大変だと聞くし、つけた方がいいんじゃないの? そんな、ちょっとした気遣いでの発言だったのだけれど。 親友はにやりと悪い顔で笑った。

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