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睦む2人 2
蒼炎の手が青葉の胸の突起にあたると青葉はキスの合間に押し殺した声を漏らした
「………んっ…ぁ」
蒼炎はそのまま指を動かしクリクリと乳首をこねるように触り、親指と人差し指で青葉の乳首を摘み
「…ぁんっ…」
「可愛い…久しぶりの感触だ」
蒼炎は唇を離し、1年ぶりに青葉の肌に触れられて嬉しそうに微笑み、微笑む蒼炎の頬を青葉は触り
「嬉しい…?優しい顔をしてる…」
「当たり前だ。番と触れ合えて嬉しくないやつがいるか。離れている間は声しか聞けなくて辛かった。この1年、青葉は性欲をどうしていたんだ?えっち、好きだったろう?」
「えっちは1人でもできます。電話でだってシタじゃないですか」
「ここに…誰かを迎え挿れてないのか?」
蒼炎は手を乳首から青葉の後孔へ滑らせ、そっと触り
「…んっ…いきなり触っちゃヤ…。迎え挿れるわけないじゃない。番以外とのえっちなんて気持ち悪い。蒼炎さんは誰かに挿れて凌 いでいたの?」
「そんなことはしていない。だが…昨日は少し危なかった」
「あずさ?」
「ああ。龍臣が夢中になるのも頷ける」
「あの子…えっちだよね?さっきもとてもいやらしくて可愛いかった」
「ん?どういうことだ?」
「針葉医院へ行ったらちょうどヒートで苦しんでて…触ったらすぐにイってしまったの」
「悪いお姑さんだ」
「ふふ。だって気になるでしょ?龍臣の番」
「まだ番じゃないが?」
「時間の問題」
「そうか、しかし…青葉のアナ、濡れているな…肌襦袢 も湿っている」
「薬で抑えているとはいえヒート中だもの」
「せっかくの着物が染みになる…脱がせるぞ」
「いい、このままで。脱いでいる時間がもったいない」
「じゃあ、新しいのをまた仕立てるか」
「そうやってすぐ僕を甘やかす…でも、そんなところも大好き。もっと甘えさせて?」
青葉は両手を蒼炎の首の後ろに回し頬を蒼炎の頬に擦り付け、擦り付けられた蒼炎は擦り返した。
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