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第34話
力が抜けてしまい優人さんの肩に頭を乗せれば「なつ.....俺ももう限界、、、いい?」そう優しく聞かれ頷けば俺を抱きしめたまま立ち上がり、部屋へ移動する
優人さんは俺をベッドに優しく寝かせると俺の髪に触れ、そして頬に触れた。その手が冷たくて気持ちよくて思わずその手に擦り寄る
すると顔が近付きキスをされどんどん深くなっていく
絡め合う舌は熱くて気持ちよくて、、、
離れた時には思わず "もっと⋯⋯" と手を伸ばしてしまう。その手を握りながら「なつ...入れるよ」そう優しく言う優人さんに頷けば入ってくる固く熱いそれにどうしようもない程の快楽が全身を巡りイッしまった、、、
"うそ⋯まだ入ったばっかなのに⋯⋯" そう思うけど気持ちよすぎて、、、
"もう何も考えられない⋯⋯" そう思っていればうちつけられる腰に目の前がチカチカとする
"どうしよう⋯⋯さっきからイクのが止まらない⋯⋯" そう思いながら何とか意識を保っていれば何だかいつもと違う何かを感じて、、、
"ゆぅと⋯⋯さん⋯まって⋯⋯とまって⋯なんかこわい⋯⋯" そう思いながら必死に逃げようとする俺に覆い被さるようにして逃げ道をなくす優人さんに必死で目で訴えるけど届かなくて
"もぉ⋯⋯むり⋯⋯だめ⋯⋯だめだめ⋯⋯⋯" そう思うと同時に肌に感じる水しぶきのようなもの、、、
"えっ⋯⋯うそ⋯⋯これって⋯やだ⋯⋯止まって⋯⋯" そう思いながらも絶頂を迎えた身体はビクビクと震えイクのが止まらない、、、落ち着いてきた頃にはだんだんと重くなっていく瞼にあがらえず俺は目を閉じた
どれくらいの時間が経っただろう
なんだかすごく心地のいい夢をみている気がする
ふわふわとする気持ちでいれば頭に何かが触れる
優しく髪をとかされそのまま頬を撫でられる
気持ちいい、、、そう思えば離れる気配
"待って.....行かないで" そう思って手を伸ばせば何かを掴んだ
目を開ければ優人さんの手を掴んでいた
優人さんは一瞬驚いた顔をしたがすぐに笑顔になり
「起きた?お水持ってきたよ。飲める?」
そう優しく問いかける
甘えたくなって首を横に振れば横に腰かけ自分の口に水を含み僕の口元へと顔を近付ける
ゆっくりと水を移され喉を潤していく。何度か繰り返すと手に持っていた水を置き、先程と同じように髪を優しくとかされる
"こうされるの好きだな...."
そう思って横になりながら優人さんを見れば服の間からちらりと見えるお腹
ゆっくりと手を伸ばし隙間から手をいれそっと触れる
ビクッと優人さんが動いて「どうしたの?」と問いかける
それに応えずに "腹筋やっぱりすごいな...." なんて思いながら触り続けていれば「んっ⋯なつ⋯⋯」と聞こえる声に優人さんの顔を見れば、少し赤くなっていた
「無理をさせたと思ってるからこれ以上手を出さないよう気を付けてるのに、、、あんま煽らないで」
そうボソッとつぶやく
その言葉に眉を下げながら服の裾を掴んで見上げる
"優人さんなら、、、いいよ" そう思いながら
すると思いっきり抱きしめられ「もうほんと、、、何なの、、何それ、、可愛すぎでしょ、、、。俺ほんとに止まれなくなるから、、、さっきだって自分を抑えられなかったのに、、、」
その言葉に自分の顔がどんどん赤くなっていくのが分かる、、、だけど、、、やっぱりもっと触れて欲しい⋯⋯そう思って自分から唇を重ねた
「はぁ、、、ほんと、、、分かった。俺ちゃんと言ったからね?途中でもう無理ってどんだけ泣いても止めらんないから。」
その後はあまりの気持ちよさに何度か気を失いかけながらも繰り返される快楽にただ身を委ね続けた
手を伸ばせば指を絡められギュッと握ってくれ、うわ言のように何度も優人さんの名前を呼べば "なつ好きだよ" と応えてくれた
自分の気持ちにそれ以上の気持ちで応えてくれる事が幸せすぎて、、、涙を流せば目元を拭いながら何度もキスの雨を降らしてくる
俺の名前を呼び好きだよと囁いてくれる声が
握ってくれる手が
抱きしめてくれる時の力強い腕が
俺にくれる優しさが
優人さんの全てが愛おしくてたまらない
優人さん......俺はあなたと出会えて
本当によかった
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