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第36話

その後も部屋に戻ればベッドの上で抱きしめあう 「んぅ………はぁ………」 繰り返される深いキスに息がうまく出来ず苦しくなる でもその苦しさが幸せで、、、 "もっと...." と離された唇に自ら重ねていく どれだけ触れても足りない もっと優人さんを感じたい そう思って優人さんをきつく抱きしめれば応えるかのように強く抱きしめ返してくれる 首元に移るキスがくすぐったくて気持ちいい するとチリッとした痛みがしたかと思えば身体のあちこちでそれが繰り返される 『んっ……』と思わず漏れる声 優人さんの指が口元にきたかと思えば口内に割って入ってくる そのまま僕の舌を掴んだりしてくれば『ふぅ……はぁ……』漏れる声をとめることは出来なくて、、、 満足したのか顔を上げ指をぬきとれば僕の全身を眺めて 「肌が白いから跡がとても綺麗に映えてる」 そう言って指で跡を軽くなぞっていく その僅かな刺激ですら気持ちよくてたまらない 涙目になっている僕の目元にキスをすれば 「もう少しだけ、、、よがって乱れてるかわいいなつがみたいから、、、最後にもう一回だけつきあって」 そう言われ口元に軽くキスをしたかと思えば後ろに指が入れられる 「あぁ………はぁ……」 「さっきまで入れてたから柔らかいね」 そう言えば指をぬきとり優人さんのものが入ってきた 「んぁ………あぁ………ゆぅ…と……さ…」 ゆっくりと腰を動かしその度に反応する僕の様子をみては『はぁ…かわいい…』とつぶやく そんな姿に "もっと僕で気持ちよくなって欲しい" そう思い後ろに意識をもっていく 「はぁ……なつ…そんな締めんなって……もってかれそ…」 そう言って顔を歪め余裕のない表情になる優人さんに思わず 『ゆぅ…と……さ……すき……』と呟きながら手を頬に伸ばせば『俺も好きだよ』そう言って優人さんも手を伸ばし僕の頬をゆっくり撫でてくる すると優人さんが顔を近づけ頭に軽くキスをする、、、そして『もう限界……』そう言ってさらに奥をついてくる いきなりの強い刺激に思わず大きめの声が漏れる、、、優人さんの頬に伸ばしていた手はダラリと落ちる その手をとり指を絡めギュッと握れば何度もついてくる 「あぁ……おぐっ………だめぇ……んッ………はぁ……ィぐからぁ………」 「いいよ………いって……俺も……」 そう言われ最奥をつかれればチカチカとする視界に意識が保てなくなる どんどん閉じていく瞼に抗おうとすれば温かい大きな手がゆっくりと目元を覆い隠す 「無茶させてごめんね……」 優人さんのそんな声が聞こえたかと思えば撫でられる頭 そこで僕の意識は途切れた―――。

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