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第25話番外編(雪音と左京)
「お許しください」
「ダメだよ。私以外の鬼に口づけを許すような鬼だとは思っていなかった」
「あ、あれは、ふいをつかれたのです」
「焔一族の長ともあろう者が、その辺のメス型にふいをつかれたというのかい。どうふいをつかれたのかねぇ。色香にうっとりでもしていたのであろうか」
身じろぎすると縄が食い込む。鬼火で焼こうとしたが守護の術が織り込まれている上等な縄のようで術が起こせない。
「いい縄だろう?」
「兄上、このような仕打ち、ひどすぎます」
「いい眺めだよ、左京、裸で縛られるのはどんな気分だい?」
「うっ」
縄を引かれると、さらに食い込む。
含みのある雪音の笑みが色っぽくて興奮を覚える。
「こんな姿になっても、反応するんだねぇ、お前のここは」
雪音の素足がそそり立つアレに触れる。不本意ながら体が痺れるような快感を感じる。
白くほっそりした足すら美しい。
「おやめ、うっ」
先端を足でぐりぐりとやられる。
「ほら、気持ちがいいかい?おや、泣いているのかい?」
雪音の手が頬に触れる。顔が近づく。あぁ、愛しい人の誘うような顔がたまらない。
「んっ」
口づけがふってくる。最近は雪音からされることがほとんどだ。抱いているのは俺なのに、いつも言われるがままになって、まるで抱かれているかのようだ。
「舐めておくれ」
口に中に雪音のアレが入る。少し細いが喉まで押し当てられる。
「そう、いい子だ。いつも一生懸命舐めてくれて、兄は嬉しいよ」
褒められうるのが嬉しくて、隅から隅まで舐めていく。
「私も舐めてあげようね」
「あっ」
舌でもてあそばれる。雪音の長い髪が太ももにあたってくすぐったい。
雪音が自分のアレを口にくわえている姿がどうにもたまらなくて、すぐに精が出てしまう。
「今日も早いね。我慢ができないダメな子だね」
「も、もうしわけありません」
雪音の口から自分の精が零れ落ちるのをみて、また大きく反りあがる。
「ふふっ」
「んっ・・・雪音殿・・・」
次は乳首をもてあそばれる、縄が肉に食い込んで、乳首をより前へ出しているのがわかる。
チュッと吸われると体がのけ反る。右側を吸われ、左側を手でくりくりといじられる。
「縄をほどいてください・・・・」
「まだダメだよ」
「あっ」
舐める舌から好いてくれているのを感じる。雪音の優しさが肌へ伝わってくる。
たまらない。縄がもどかしい。早くこの腕で雪音を抱きしめたい。
「可愛いよ、左京」
チュッチュッと繰り返されて、また精が飛び出す。
「あぁ、また出てしまったね」
屈辱で顔が赤くなる。
鬼火で焼けないものなどない、神経を縄へ集中させる。
これ以上は我慢できない。雪音の中へ精を放ちたい。
「おや、さすが長どのだ。守護の術を上回ったね」
雪音が鬼火の気配を悟って離れる。
体から噴出した青い炎が縄を焼きちぎる。
「はぁはぁ・・・・雪音っ」
「んっ」
雪音を押し倒す。まるで獣のようだ。雪音の前では誇りすらなくなってしまう。
「ああ・・・そんながっついて・・・悪い子だ」
「入れたい。入れたいです」
「なら、舐めておくれ」
雪音が足を開いて、穴を見せる。ごくりと唾を飲み込む。
そっと舌を這わせて、中へ侵入する。
クチュクチュと音がなる。
「あっ・・・いいよ」
雪音の愛液を舐め上げる。
「入れていいですか?」
「まだ、ダメだよ」
「そ、そんな我慢できないです」
「なら、自分でするところを見せておくれ、そこへ座って」
「雪音殿、お許しを」
「あと一回精を外へだしたら、許してあげよう」
仕方なく、自分で握る。
シュコシュコ何度もこするが、二度も出した後ではなかなか出ない。
「ほら、私のここを見ながらしてごらん」
雪音が再び足を広げる。
雪音のそそり立つアレと、その下にある穴があらわになる。
穴からは透明な液があふれ出ている。
ぞくりと鳥肌が立つ。
「ほら、私のここもお前が欲しいといっているよ。そうだ、ここに精をかけておくれ」
「あっ・・・くっ」
自分のアレが大きくなるのを感じる。擦るスピードをあげる。もう出そうだ。
雪音の穴に向けて精を吹き出す。
雪音の股にドロっと液がまとわりつく。
我慢の限界を迎えて、問答無用で雪音の穴に自身のソレを入れる。
「あっ・・・あっああん」
パンパンパン。激しく動かす。
「雪音、雪音、好きです。あなただけが好きです」
「んっ・・あぁ・・・左京・・・いい・・・もっと」
その声で血が上る。
奥へ、もっと奥へ。出したい、中に出したい。俺の物だ。これは俺の物だ。
「ああんっ」
中におもいきり出す。
雪音の白く細い体がビクんと震える。
あぁ、次は後ろからしたい。雪音の体を持ち上げて反転させ、足を広げさせる。
逃げられる前にまたねじ込む。
「あっ・・あっ」
パンパンパン。
激しくうちつける。何も考えられなくなる。
雪音の前ではただのオスになり果てる。
犯したい、もっと犯したい。
縄でしばられようとも、屈辱を受けようとも、この快感を得られるなら・・・・
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