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「すべすべだな、陽斗の肌。気持ちいいよ」
「う……っ、ふ……」
キスの合間に陽斗の息がこぼれて、小さな声がバスルームに響く。
こんな風に人の肌を感じるのは初めてで、心の中でぱちぱちと何かが弾けているような気がする。それがうれしくて同じように感じて欲しくて、おぼつかない手つきで大倉の背中に腕を回したら、ぎゅっと抱きしめられた。
「ヤバいな、ゆっくりするつもりなんだけど」
けっこう興奮してる、と耳元にささやかれた。密着すると大倉の昂ぶり具合が伝わった。
そして、自分に触れて大倉がこうなるのかと感動する。自分はちゃんとそういう対象なのか。
大倉の大きな手が陽斗の昂ぶりに触れてきて、陽斗もそっと手を伸ばして握った。他人に触れるのはもちろん初めてでぎこちないけれど、大倉が「いいよ、続けて」と言ってくれたので安心した。
でも陽斗がついていけたのはそこまでだった。大倉の愛撫が大胆になると、陽斗は翻弄されるだけになる。
「あ、ああっ、それ……だめ、です…」
初めて他人から与えられる快楽に勝手に腰が揺れてしまう。とろりと濡れた先端を弄られてびくびくと背中が震える。
強弱をつけて擦られて、ぞくぞくした快感が背筋を駆けのぼり、射精感がこみ上げる。
「まだ、我慢して」
もう少しで頂を越えられるというところで、大倉が手を止めた。つい恨みがましい目で見てしまったら、ぬるりとした感触を後ろに感じて、そこをやわらかく押された。
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