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6-2
「んー、無理やりする気はないけど?」
「本当に嫌じゃないんです。びっくりしちゃうと涙が出るだけで」
今まで誰ともこんな触れ合い方をしたことがないから知らなかったが、自分は性的な興奮が涙になってしまうらしい。
「本当はしたかった?」
「うん」
正直にうなずくと大倉が安心させるように笑った。
文化祭の興奮が残っていて、体が熱くなるのは早かった。大倉の巧みな手で導かれて、すぐに高みに引き上げられてしまう。
大倉はキスで陽斗をなだめながら指を潜らせた。
「ほら、ここ。わかるだろ?」
「ああっ」
鮮烈な感覚に戸惑ううちに十分に潤いを与えられ、やわらかく開かされていく。体内のどこかを探られて、急激に射精感がこみ上げた。
「あ、や…、もう、出る……っ」
焦って腰をよじったら「まだダメ」と引き延ばされて、うつぶせにされた。
「こっちのほうが楽だと思うけど、無理だったら言って」
押し入ってくる熱さに背筋が震える。
「どう? つらい?」
「平気。……もっと来て」
「そんなことをうかつに言わないように」
思い切って言ってみたら、苦笑する気配とともに大倉がゆったりと体を揺すり始めた。波に揺られているみたいだと思う。
一緒に潜った海を思い出す。
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