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入局の春③

【竹内サイド】 ……これが子供達が見ている景色……何をされるか分からない緊張感…… これから身をもって患者体験をするのか…… とんでもないところに来てしまったかもしれない…… 森田「ちょっと押されるよ」 竹内「は…はぃ」 スッ…… おぉう??入ってる??入っているのか森田先生の指が?? 痛みどころか異物感すらない!! 森田「竹内先生が触れていた辺りはこの辺り」 ぐいぐいッ 竹内「おぅ///」 こ…これが前立腺の刺激…… 森田「治療で有効なのはここ」 竹内「あぅ!!!///」 やっべー、、、 なんだよ今の……全身にビリビリっと電気が走ったみたいな衝撃は…… そして確実に前立腺を一撃してくる森田先生のテクニック…… ……やべー…勃ちかけた…… 森田「ごめんね、お尻借りちゃって」 竹内「あっ……こちらこそ…気持ちよか……違っ…」 森田「え?なんか言った?笑」 先生の笑った顔初めて見たかも……こんな子供みたく笑う人なんだ…… ……ちょっと可愛い……/// ・ ・ ・ 竹内「加藤先生……今日俺新しい扉を開いてしまったかもしれません……」 加藤「あぁ……森田先生?」 竹内「え??なんで知ってるんですか??」 まさか森田先生色んな先生達を食ってるで有名とか?? もしくはこの診療科の伝統なのか!!! 加藤「森田先生から報告受けた。」 竹内「え?」 加藤「事前に言ってたんだよ、口で言っても理解出来ない子なので身体で教えてやってくださいって(ニヤッ」 竹内「ちょっと!!!」 加藤「まさかホントに実践するとはな(キャッキャッ」 竹内「後輩で遊ばないで下さいよ!!」 加藤「でも新しい扉開いちゃったかもなんでしょ?笑」 竹内「閉じました!!今急いで閉じました!!」 この指導医はホント……あらゆるトラップを仕掛けてくる…… 加藤「でも森田先生にちょっとは親近感湧いたんじゃない?なんかビビってたみたいだし」 竹内「……んぅ…まぁ…たしかに……」 加藤「あの人怖いの見た目だけだよ笑。ノリいいし、冗談通じるし」 なるほど分かったぞ…… この2人はイタズラドSコンビなんだ…… A班でまともなのは佐々木先生だけじゃん!!! 先が思いやられる……… でもまぁ……森田先生に感じていた壁がなくなったのは収穫だったかもな……

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