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第7話 篭
「ンぅ……あっぁあ、ンン」
「嫌がってるけど、気持ち良くなってきてるみたいだね。蜜柑くんは受け身の才能があるみたいで嬉しいよ」
お尻の穴に挿入れられた指に僕は何故か気持ちよく感じてきていて。
……僕はいよいよ食べられてしまう。
まさか、お尻の穴で気持ち良くなるなんて。
認めたくなかった。
僕のプライドが許さない。
その前に、なけなしのプライドが崩れかけていた自分自身が許せなかった。
「ぁあ、ンン……。っぃやっぁあ」
こんなに気持ちが良いことなんて、僕は知らない。
身体が火照ってきて、どうしようもなかった。
僕は、何故か腰が揺れていた。
「蜜柑くんのイヤラシくなったケツマンコに俺のチンコで掻き回すと、凄くキモチイイんだ。……本当に天国さ」
……本当に?
本当に気持ちが良いのかな?
セックスには興味は無いけど、『気持ちが良い』という言葉が、僕にとってとても魅力的に聞こえてた。
先輩は自分のズボンと下着をずらすと勃起ち上がっている大きなモノを僕に見せてきた。
それを僕のお尻の穴に挿入れると……『気持ちいい』の?
指を抜かれた僕のお尻の穴が、先輩のモノを本能のように『欲しがっている』気がした。
「蜜柑くん、可愛く『おねだり』出来たら、これ挿入してあげるよ」
僕は可愛くなんてない。
だから分からないから両足の膝を立てて、挿入れやすくした。
「せんぱぃの……もの、を……ぼくのあなに、……ぃれて」
「うーん、50点?調教してあげるから……俺の為に『美味しく』なってよ」
それは僕が篭の中に挿入れられた瞬間だった。
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