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47 止めることはできない 1
「あっ、…あん」
脩一の性器が、大きく熱く、屹ち上がっている。
自分の性器と重ね合わされ、淫らな動きで擦られた。
「えっち――。や…っ、あ――」
「気持ちいいか? 理人の、濡れてる」
「――恥ずかしい、よ…」
「すごい。俺の方まで、ぐちゃぐちゃだ」
「やだ……っ、ああっ」
「えっちは理人だ。こんなの俺に見せて、どうなっても知らないぞ」
脩一の言葉が耳を弄る。
俺の膝をそっと割り開くと、彼は体を丸め、足の間に顔を伏せた。
ぴちゅん、と水音がして、俺は一瞬、自分が何をされているか分からなくなった。
脩一が俺の性器を舐めているなんて。
「……はあっ、しゅう、ちゃ、…あっ」
お菓子の飴をゆっくりと味わうように、下から上へ、円を描きながら舌が動いている。
とろとろと性器の先端から零れ出ている透明な雫を、脩一はわざと音を立てて吸った。
「ああ――、変……、変だよ…っ」
腰の奥から熱の塊が沸いてくる。
出口を求めて駆け上がっていくそれを、止める方法が分からない。
「はな、して。あっ、ああっ」
「いいよ。理人。――出して」
「だめ…っ」
「お前のいい顔、全部知りたいんだ」
「んんっ…! あ――あああっ」
いっそう強く吸われて、抗う間もなかった。
脩一の口内を汚しながら、頭の奥まで真っ白になって射精する。
激しい呼吸音と、痺れたような全身の震えをシーツが受け止めた。
気持ちよさと罪悪感が同時にやってきて、半泣きの瞳で脩一を見ると、彼は手の甲で口元を拭っていた。
男らしいその仕草に、くらくらと眩暈がした。
「ご、ごめん、しゅうちゃん」
自分の頬が真っ赤になっていることが分かる。
シーツを手繰り寄せて顔を隠し、俺はベッドにうつ伏せになった。
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