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第8話
次に目覚めると、俺はぼんやりとしてしまい、ほとんどなにも考えられなくなっていた。するとゆっくりとまたブジーが上に引き抜かれていき、出せると感じた。
「いいぞ、出して」
そのままブジーが抜けた瞬間、俺はダラダラとやっと精液を放てた。それは緩慢な射精だったが、あんまりにも長いものだった。
「うっ……はぁっ、あ、ああ」
「気持ちよさそうだな」
「うん、うん……ンんっ……ぁ……イってる。でも止まらない、ン」
「しかしこれではまた雄に逆戻りだな。もっと中を躾けるか」
「!」
俺の射精が終わるとすぐ、またブジーが進んできた。俺は青ざめた。
このようにして、俺は四六時中、気絶していて意識がない間も恐らく、ずっと尿道を暴かれ、前立腺を責められ続けた。
「あ、ぁ……っ……は、あっ……あああああああああああああああああああ!! グリグリしないで、お願い、お願いっ!!」
「――まぁ、そろそろいいか。射精は、こちらで適切に管理してやれば、雄の自覚ももっと薄れるだろう。さて、ロイ殿下。俺の花嫁になるというなら、ここから出て、別の教育をする準備があるが。どうする?」
「あ、あ、ここから出たい、もう無理だ、ここ、嫌だ、あ、トントン止めろ、あ、喋れない、いやぁ……!! イってる、あ、イっ」
「いいだろう」
俺はその後、陰茎にコックリングを日常的に嵌められ、後孔には前立腺を押し上げるプラグを挿入されたまま、服を着付けられた。そして外へと連れ出され、熱い体には力が入らないから、何度も倒れそうになりながら、皇妃の間へと移動した。
「挙式は明日だ。良い子にしていろ」
「ま、待ってくれ、取ってくれ、あ、ああ」
この頃になると、この責め苦も辛いと理解していた。中からずっと前立腺を押し上げられていると、気が狂いそうになる。
「だめだ。私の花嫁なのだから、それをずっと装着しておかなければな。貞操帯でもある」
「いやぁあああ」
そのまま俺はその部屋に繋がれた。
そしてその状態で翌日は白い衣装を着せられて、挙式をさせられたが、ほとんど覚えていない。気づいた時、俺はベッドの上にいて、エドワーズに押し倒されていた。
「あ、あっ、あ、それだけは……」
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