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第9話
エドワーズの陰茎の尖端を窄まりに当てられた瞬間、俺は我に返った。俺は抱く側だ。抱かれるなんて考えてみたこともない。男根で暴かれるのは、これまでとは意味が異なる。
「ああ!!」
しかし俺の言葉を無視し、エドワーズが容赦なく尖端を俺に挿入した。熱い肉茎は、玩具とは違う。めりこんでくるようで、俺の内側が押し広げられていき――そのまま、俺の中に半分ほどエドワーズが進めた。
「あ、ああっ、うあっ」
グリグリと俺の内壁を硬いもので擦るように進めては、すぐに引き抜く。そしてより深くまで再び進める。それを繰り返される内に、全身を熱に絡め取られた俺は、黒髪を肌に張り付かせながら、怖くなって思わずエドワードの首に腕を回した。すると腰を掴まれた。
「いや、ああああ、深い、深い!! あ、あああ」
「今日はやっとドライを教えられそうで安心している。結腸、たっぷり愛でてやるからな」
こうして本格的な抽挿が始まった。最奥をズンっと突かれると、俺の中に強すぎる快楽が生まれる。それを繰り返されてから、結腸を押し上げた状態で動きを止められた。
「あ……ぁ……あっ、あ!! 待ってくれ、いやぁああ」
そうされていると俺の内側から道の快楽が浮かび上がってくる。
そして。
俺は射精していないにもかかわらず、中だけで果てた。ガクンと体が動いてから、ベッドに沈む。
「さて、もっともっと教えなければな」
「待って、待ってくれ、まだイってて――ひぁあああ!!」
ドライの絶頂が引かず全身を襲ったままだというのに、結腸を激しくエドワーズ殿下が突き上げ始めた。俺は追い打ちをかけられるようにドライの感覚を教え込まれ、いつの間にか意識を手放していた。
「あ……あ」
目が覚めると、俺はベッドの上に仰向けで拘束されており、また陰茎にはブジーが入っていて、意地悪く笑っているエドワーズにそれを動かされていた。
コスコスコスと側壁を刺激されて、俺は号泣する。
「いやぁ、あ、出させてぇえええ!!」
「皇妃たるもの、そのようにはしたなくてはダメだ。そちらも一から躾けなければな。花嫁修業は大切だ」
「なんでこんなことを――っ、ひあぁあああ」
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