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3 学園説明と案内

おじいちゃんの…あっこれからは理事長になるけど挨拶を済ませたら、今度は生徒会長の青山先輩に学園内の案内と規則や説明を一通りしてくれた。 「じゃあまずはね……」 雌論学園 ゲートを入ったら一番隅側は教員の寮真ん中が校舎になって順に体育館に屋内プール場で隣の建物はホテルかと思うくらい豪勢な建物……これが俺達生徒の寮らしい、教員のも似た作りだったけど…… 寮は基本2人部屋で同じ学年でペアになっていて中等部卒業後高等部の寮に移ってその時ペアも変わるらしい。 生徒同士でより深く交流をさせるためらしい? 構造はドアはナンバーロック式で風呂トイレ付で部屋は二つあり、中はベッドと机と椅子にクローゼットがある。 キッチンにダイニング式で食卓テーブルに奥にはテレビやソファーもある。 つまり2DKって事になる。 そんな広くはないけど一人用の部屋があるのはホッとした で最上階……1人部屋らしいけど生徒会メンバー5名だけらしくてそれ以外の生徒は生徒会役員の許可がない限りなく立ち入りはしてはいけないらしい。 破れば処罰もあるって何それ?特待生とか権力者の息子とか? 「でも翔馬君は気にしないでいいからね? 好きな時僕の部屋には来ていいし、僕もご招待してあげるからね?」 また特別……あんまり特別扱いとかされるのは嬉しくないんだよね…… 「それって俺が理事長の孫だから……って意味ですか?」 「フフッ,もちろん違うよ。さっ続き続き」 お次は…寮にはレストランがある。 生徒に渡されるカードで全て払い自動で親元に支払いが行くが元々金持ちしかいないから遠慮なく自由に利用者は多いが自炊してる生徒もそれなりにいるため寮の横にコンビニとスーパーを兼ねた何でも売ってるお店もある。だから昼休みに利用してる生徒も多いらしい 宅配サービスの利用も許可もらえれば出来るらしい。 俺そもそもお金ないのに利用できるのかな? お金のシステム後で父さんに聞いてみよう 大浴場も常に入れるらしい。スーパー銭湯並みでサウナやジャグジーに露天風呂まである、使用する生徒は多いけどこれなら毎日でも来たいかも…… いやそもそも本当に学校かここは? 学校は中等、高等部分かれてはいるけど繋がってはいるから行き来や交流は自由みたい。体育館もそれなりに広くて生徒全員入れると言ってた 屋内だけど水泳部があるかららしい。夏は授業でもあるらしい。 体育だけは5から落ちた事がないのだけが自慢さ…… 規則は休日の外出は可能でバスが出ていて町に行ける。 中学生は20時、高校生は21時が門限で過ぎれば門が閉じてしまい、 処罰もあるとの事。また処罰一体どんな内容だろう? で長期休み期間だけは申請すれば基本帰省は許可される スマホの持ち込みは可能だが授業中は触るの禁止…まぁ当たり前だね でも1流の学校だからこそおじいちゃんは規則は減らして学校事以外は自由性にしてるらしい。 ただ当然酷いトラブルやいじめ行為があれば退学もあり得るとの事。 今は3月31日で帰省してる生徒もいるが俺の同居人はいるらしい。 どんな人だろう……性格悪いとかヤンキーとかだったら嫌だな…… だって聞いたら髪型や色も自由で多少の服の乱れも許容されてるなんて。 どんだけ自由なのよこの学園……庶民が知ったら皆キレるレベルだよ ちなみに新中学1年生は4月2日から入寮してくるみたいで来てみたら今は部屋のクリーニングしてるみたいだった。 帰省中の生徒も1日には戻るらしい。 一応体育祭から文化祭に中3と高2は修学旅行は普通にあるみたい 制服は中等部は赤のネクタイで高等部は緑のネクタイらしい。 あと小さいバッチも着用義務らしくて金と銀があり、俺には金をつけさせるようおじいちゃん達に言われたらしい。 意味はよく分からないけど二つ付ける生徒もいるとの事で全校生徒両方渡されてるらしい。 ちなみに会長は銀のバッジを付けてる これらの意味も俺はすぐ知る事になる…… あと生徒会メンバーは後に分かるけど会長以外あまり関わらないよう念を押された。 もっと聞くと生徒会にはファンクラブがそれぞれ存在していてアイドルのような扱いだからというのと性格の悪い役員もいるからだそう…… 「編入生なんて初めてだから説明分かりずらかったかもね。 1年生は全員集めて校長先生や教師が説明してるから。 大体は説明したから後は生活して覚えていけばいいし、僕に何でも聞いていいからね?制服も部屋にあるから始業式からは来てね? じゃあ一通り案内はしたけど部屋に案内する前に質問はあるかい?」 「えっと来たばかりでなんて言ったらいいか…」 「不安だよね?ねぇ翔馬君良かったら僕の部屋に来ない? 飲み物でも飲んでゆっくりお話しよ?」 笑顔が可愛い……けど会長の部屋って 「でも会長とかの部屋は立ち入り禁止なんじゃ?…… それに部屋だけまだ案内されてませんし荷物も整理したいし……」 「部屋なんかいつでも行けるでしょ! それに僕がいいって言ってるからいいの!……さっおいで?」 急に大声出したと思ったらまたすぐこの笑顔、何だろう? ちょっと恐怖を感じてきた…… 半ば無理やり手を引かれてエレベーターまで乗せられた 着いたら他の階とはまた一味違う豪華さだった。 会長は一番奥の部屋みたいでナンバーを押して開けて 「さっ翔馬君どうぞ」 入ったらこれまたぶったまげる程驚いた。 もう完全に高級スイートじゃん! キッチン以外は全て一部屋だけど三人でも余裕なくらい広い…… 会長にまでなるとレベルが違うんだね まるで学園漫画や小説のありきたりなパターンじゃん 「さぁ翔馬くん、お茶入れるからソファーでくつろいでてね」 つくづく場違いに思えてくる、なんかこの先不安だな……

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