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9.学園の初夜と同室の蒼空

左腕がまだ痛むけど何とか部屋までたどり着いた ガチャン 「ただいま」 蒼空が部屋から出てきて抱きついてきた 「もう遅かったじゃんか!心配したんだぞ?ずっと校長達と居たのか?」 「いやそれが……」 どう説明しようか悩んだけど全て正直に話した。 「バカ!だから言ったじゃんか碌な事ないって。 しかもあの………狂暴な変態の副会長にまで目つけられて」 「でも正直どうにかなる前に来て帰れたからタイミングだけは良かったのかもしれない。じゃなきゃ今日泊まらされてたかもしれなかったしさ」 「明日から絡まれないよう避けてよく通り道も見て歩くんだぞ?分かった?明日は実家行ってる生徒達も全員帰ってくるからあまり目立たないように。あと親衛隊もおっかない奴らだから目立たずにな?」 会長、今頃激怒してないといいけど……してるよね? 明日から大変だな 「そっか、まぁ明日こそ荷物整理するよ、ごめん今日は疲れたから先休むね?」 「なんだよさっきの続きし・よ・う・ぜ?」 そう言えばワイシャツ1枚しか着てなくてめくってお尻見せてきた 俺お尻フェチなのか?会長といい蒼空も可愛いお尻してる。 でもさっきの副会長のせいで痛みもあるし本当に疲れた1日だった。 まだ初日でこれよ?この先どうなる事やら 「ごめんまだちょっと痛むんだ、ごめんね蒼空」 「ハハ冗談だよ謝んな一々。 でも翔馬のその優しさ俺は好きだぜ? ならせめて一緒に寝ようぜ?」チュッ 「ウワッ!でもシャワーは明日朝入るつもりだからやめといたら?」 「不潔な奴は嫌いだけど1日くらいいいよ、ただしパンツ1枚でおいで俺はシャツ脱ぐから」 と言ってあっという間の全裸、見惚れちゃう……じゃなくて俺も脱いで一緒にベット入ったら暖かかった。 まさか? 「ねぇさっきまで誰かとヤッてた?」 「またまたヤキモチか?俺だけだよ、お前が来てからはな?温めておいたんだから喜べよ」 「あ・ありがとよ……そういえば蒼空は恋人とかいないの?」 「なんだ急に?あっまさかお前俺の事?いやぁ照れるなぁ可愛いって罪だよなぁ」 完全にからかってるな…… 「違うわ!単純な質問しただけだよ。 彰や蓮ちゃんカップルみたいに多いのかなと思って」 「それなりにいるけど、蓮はクラスが長く一緒でよく知ってるけど彰と離れた時があってアイツな、メソメソ泣いてもう行きたくないとか騒ぎ立てて一時期大変だったぜ? ちなみに蒼空ちゃん今はフリーですよ翔馬君?」 「ご心配なく探してませんから、でも蒼空もセフレばかりって言われてるけど変な奴に気をつけなよ? その病気とかもなるかもしれないんだし、嫌な事してくる奴だっていただろ?無理に止めはしないけど程々にしなよ?」 頭撫でてあげたら顔が若干赤くなって反対向いてしまった 「もぅそういうとこなんだよ……バーカ…おやすみ翔馬 そして今日からよろしくな?」 「ああよろしくな蒼空」 俺達は気付いたら眠りについていて 起きたのは7時前だった そう言えば蒼空今はって事は前は恋人がいたのかな? それに聞かなかったけど背中に軽い火傷かな?みたいなあとがあった……何かあったのかな? でも言いたくないかもしれないし、触れないでおこう

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