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15翔馬と生徒会勢ぞろい+理事長の闇

俺は立たされて 「じゃあ改めて彼は高坂翔馬君です。中学2年生の170cmの真面目だけど成績はイマイチの攻めでまだ童貞ですが僕の新たな彼氏です以上」 余計な紹介ばかりしないでよ会長………ってか彼氏じゃないし! でも声にも出せない…… 反応はそれぞれだけど副会長は睨んでるだけ…… 「じゃあ翔ちゃん今度は生徒会の紹介してあげるね? 形式的にやらないといけないけど僕がいるんだから他の奴なんて覚えなくていいからね?」 「かいちょー酷くね?優も仲良くしたいな?なんかその平凡君なんか面白そうだしいい物もってそうフフッ」 結構です……いい物って何よ? 「うーん僕顔面的に無理ーごめんね?なんとかくん」 高坂翔馬だよ!ブスで悪かったな…… 全く早く帰りたいなぁ あのメガネさんは本に夢中で見向きすらしないけど絡まれるよりいいか? 「まず副会長で僕と同じ高2の松平玲央で知ってるよねー?見た通りクズ男だからあんなのと翔ちゃんは関わらなくていいからね?」 会長も凄い言うな……… 「酷でぇ言い方しやがるな?肝心な事抜けてるだろ?お前の彼氏でもあんだぜ?オイッこの前の事覚えてんだろ?よく思い出しとく事だな」 会長の彼氏で俺は近づくなって事……脅してきたか…… 「黙れ…玲央に何かされたら僕にすぐ言いなよ?分かった?」 「松平先輩覚えときます……」 「じゃあ次は生徒会書記で中3で去年の中等部可愛いランキング1位になったウチのアイドル姫野心ちゃんだよ」 「僕は皆の心ちゃんだよ宜しくねー翔馬君。 でも僕のタイプじゃないから身体は許してあげれないけどごめんね?」 いや、別にいいですけど 「じゃあ次に会計は2人いまーす。まずはメガネ君の村重海人君高1だよ。普段はクールで無口だけど怒らせると怖いから注意してね?特に心ちゃんの事には敏感なの仲良しさんだから分かってあげてね?」 「村重先輩ですね?は・はいよろしくお願いします……」 「気安く話しかけんな……ブス」 「あー珍しく声かけたじゃん海ちゃん」「ただウザいからだ」 「で最後に………」 「はいはーい自分で自己紹介しまーす改めて生徒会ムードメーカー担当の高2の高峰優希君でーす。優君でいいよ?一応リバだけど優はね普段人としないけどこうま君の事気に入ったから仲良くしてあげるね?ちなみに趣味は………」 「あの翔馬です先輩……」 「まぁまぁ、優君だよ?でね君知ってる?昨日ある動画サイトでさ……」 「はいはいストップ、もぅごめんね優希はおしゃべりが大好きで止まらなくなるんだよ芸人目指してるらしくてさ……親も芸能人でお母さんも女優さんなんだよ彼は」 す・すごい……って事は他の役員さん達も? 「オイッ自己紹介済んだんだからテメェはもう出てけ、本来ここは生徒会以外立ち入り禁止だが異例の編入生だから今だけ許しただけだ今後入ってくるな」 いやそもそも呼んだの会長なんですけど……まぁ俺も早く出たいしいいけど 「分かりました」 「えー翔馬もぅ帰るの?つまんないなー」 「俺らは入学式準備だろ?」 「じゃあ会議始めますか翔ちゃん帰れるかい?それとも僕の補佐やる?」 冗談じゃない……生徒会どころか委員会すら経験ないんだしこいつ等といるのも嫌だし 「帰ります失礼しました」 俺は半ば逃げ出すように部屋を出た…… エレベーター前で待ってると後ろから 「翔ちゃん大丈夫?学校どうだった?」 「あっ会長……まぁまぁです」 本当はもう行きたくないくらい憂鬱だけど…… 「クラスの子に殴られたの?」 「えっ?」 「さっき始業式で翔ちゃん見てたよ?鼻にティッシュ詰めてた。誰にやられたの?」 もう会長には嘘は通じないのは分かった 「クラスの奴らと言い争いになって誰かは知りませんけど……」 「全然まぁまぁじゃないね、馴染めてないと言うより酷い扱い受けたんじゃない?正直に言ってごらん?」 「俺…さっきの学校で初日から散々で担任も俺に対して酷いし、それで地元に帰りたくなっておじいちゃんに帰りたいと言ったんです」 無表情モードになったよー 「へぇー理事長様はなんて?」 「1ヵ月我慢してそれでも駄目なら考えるって……とりあえず負けずに頑張ってみます」 それにこの学園の闇を知りたいし、会長は笑顔に戻った 「そうなんだ、翔ちゃん明日は入学式で更に生徒が増えるしバタバタするけどあまり酷いようなら僕に言いにおいで?僕が守ってあげるから」 「あ・ありがとうございます」 じゃあねとエレベーターで別れて俺は寮の方に戻った。 そう言えば蒼空達……怒ってるよね? フゥー……部屋のドアを開けたら 「翔馬ーーーグスッ帰らないでー」ガシっと腕を掴まれ泣いてた? 俺は頭を撫でてあげて 「さっきはごめんね蒼空もう大丈夫だから心配しないでいいよここにいるって決めたから」 「本当に?」 「うん何とかやってみるよ」 「良かったな蒼空?校長と話せたのか?」 「校長室に居なくてたまたまおじいちゃんが居て話したんだ……」 それからの流れ+生徒会室までの出来事を話したら 「ねぇそれヤバいんじゃない彰?」 「翔馬お前生徒会と関わり過ぎだぞ?今は会長に気に入られてるかもしれないけど会長に見切りつけられたらお前どうなるか分かんねぇんだぞ?」 「そう言われてもしつこく絡んでくるし脅迫してくるし……確かにヤバそうな人ばかりだったけどさぁ。ならどうしたらいいのさ?」 「うーん俺らも生徒会からあまり好かれてない方でさぁ上手くかわすしかねぇな。出来るだけ俺らが行ってやるし昼も一緒に食おうぜ?」 「そうだよ、クラスに馴染めないなら放置が一番でいじめっ子はボコボコにすればいいんだよ。 翔馬君もさぁいっそ理事長様の孫と言っちゃえば良いんじゃない?」 理事長の孫かぁ、生徒会役員のあの反応見て分かったけどおじいちゃんは学園で一番恐ろしい存在……学園のトップなら当たり前だけど…… でも偉いからじゃなくて何か別で恐れてる感じがした。 あの副会長ですら表情が硬くなってたくらいだし俺も不思議に思う事もある 「あのさ、皆そう言うけど理事長って生徒会も会長以外の人達は恐れてる様子だったし、おじいちゃんって学園ではそんな怖いの?」 3人ともやはり顔が青くなってる 彰が恐る恐る話した 「お前の知らない顔が理事長にはあるんだよ。翔馬はさぁ優しいおじいちゃんだと言ってたけど俺らには独裁者みたいなもんなんだよ。生徒や教師も含めて性的虐待……優しさのかけらもないプレイをされるらしい……」 蓮ちゃんも彰にくっ付いて 「肉体的精神的に痛めつけるのが大好きで、僕らがまだ小学3年くらいの時に一人の生徒が寮から逃走して1ヵ月後にバラバラ遺体で付近で発見された事件があったけど熊とかに襲われた事故にされたらしいけど体に傷や火傷なんかの痕もあったらしくて……」 「実は失踪直前理事長と揉めてる所を見た生徒がいるらしくてな、実は理事長が監禁していたんじゃないかって噂なんだ…… 報道規制された上に両親も事故であっさり納得したそうだぜ?」 「何だよそれだけでウチのおじいちゃんが殺したって言いたいのか? そんなの噂で証拠はないだろ?」 「そう言うと思ったよ、お前のじいさんだし気持ちはわかるがそれだけじゃねぇんだ」 まだ何かあるの? 「理事長は全校集会で舞台上で全生徒の前で、学園の不良の1人で好き勝手は許してるけど自分に対して逆らう事は許さない理事長に対してなんとその先輩は通りすがりにわざと足を引っかけて倒してしまって……」 「その翌日だ、緊急で集会があったのは、初めは何事か分からなかった。 全裸で縛り付けてケツを開いて見世物にしてフィストって知ってるだろ? それをやって大出血で痛みでその先輩は大絶叫さ、けどそのままゴム付けて犯しまくって使えない状態にまでしてしまった。そして最後に陰部を握りつぶしたんだ……校長も一緒にな… 先輩は病院に搬送されたけど少ししてショック死したらしいんだ。 でもその事も揉み消されてるんだ。そんな事件外でなかっただろ? 去年の事だから俺らも見させられて恐ろしかったぜ理事長はゲラゲラ笑ってたし流石にあれは全生徒シラケてた……あまりの恐怖にな」 「理事長様は私に逆らう気ならこのくらいの覚悟持って来なさいと釘も刺したの。私はお前達をどうにでも出来るって……多分それなりの権力を持ってるんじゃないかな?ちなみにまだまだエピソードあるけど聞く?」 そんな事があったなんて知らなかった…… 父さん.おじいちゃん本当なら酷すぎるよ! 「もういい……でもそんな奴の息子や孫と分かってなんで仲良くしてくれるの?挙句には裏口入学したこの俺を……」 すると蒼空は抱きついて 「馬鹿だなぁ翔馬は翔馬だろ?理事長や校長でもない。血は入っててもお前の優しさが俺は好きなんだ。だからアイツらは関係なく俺らは仲良くやろうぜ?」 「僕もだよ翔馬君は優しくて僕大好き」 「まぁ理事長の孫と名乗るのは時期尚早だとは思うがな、恐れはしても本当に友情で絡んでくる奴はあのクラスにはいねぇだろうしさ」 「とにかくありがとうね?頼らずまずは頑張ってみるよ」 でもおじいちゃん達とはもう一度ちゃんと話さなきゃ 今の話が事実なら大変な事だよ 母さん……俺はどうするべきかな?

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