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19.養護教諭 須藤真樹先生

コンコン 「どうぞー」 ん?声が高いけど女性の先生で良かったーと思って入ったら 「失礼します……」 「あれ見かけない子ですね?君は確か編入生の高坂翔馬君ですね?はじめまして……ん?どうしました?」 あのさ……どこまで馬鹿にしてるのかこの学園は…… どう見ても小学生10歳くらいじゃねーか なのに偉そうに白衣まで着て…… 須藤先生何歳か知らないけどお子さん? 「あーハイハイお医者さんごっこはいいから先生はどこですか?ここは遊び場じゃありませんよ?」 「ムゥー見た目で判断して悪い子です!先生が正真正銘の須藤真樹なのです! 身分証顔つきで見えるでしょ?なんなら免許証見せましょうか?」 よく見たら確かに顔写真付きで養護教諭の名札つけてたけど本当に先生なの? こんな小学生にしか見えない大人いる? 「えー?でもなんかまだ信じられないなぁ」 「職員室で確認します?もっと君は広い心で見なきゃいけませんよ? でその指ですか?少し切れてますねぇ消毒とテープ貼りますね?」 本当に養護教諭みたいだけどこの人何歳だ? 治療も完璧に丁寧にやってくれた 「あ・あのー須藤先生は何歳なんですか?」 「27歳で今年8になります。やっと信じてくれたみたいですね?よく言われるので無理ありませんが須藤真樹です、よく合法ショタと言われますよエヘッ。改めてよろしくお願いしますです。といきなりですが翔馬君心も疲れが見えますね?入学早々で苦労してるみたいですね?」 「えっと……」 いきなり見透かされてる 見た目に反して凄いな…… 「フフッ大丈夫です、ここは落ち着きたくて来る生徒も多いですしいつでも相談に乗りますから、さっどうぞ?」 須藤先生は凄く優しさを感じた。他の教師達と違って……俺達は座って気づいたら今までの全てを話してた。 「そうでしたか、それは大変でしたね?よく頑張ってますよ翔馬君は。この学園でもう少し負けずに頑張ってみようと決めたのも偉いです」 ヨシヨシと頭撫でられた 「あっ!そろそろ行かないと……その須藤先生ありがとうございました」 チュッ ワッ!またキスされた。 先生も一応そっちなんだ……というよりもはや普通の挨拶なのかな? 「フフッ可愛いですね、先生は味方ですしいつでもぜひ来て下さいね?話相手でも何でも構いませんからね?あと真樹先生って呼んで下さいね?」 「は・はい真樹先生ありがとうございました。失礼します……」 ガラガラ…… 《須藤真樹視点》 夕方 高坂翔馬君、イケメンではないけど僕の好物なタイプですね。 翔馬君今出てったけどいただいちゃえば良かったです。 ガラガラ 「真樹、時間出来たんだ少しご褒美くれよー」 成海さん……翔馬君から聞きましたよ?悪い子には罰です 「貴方はしばらく出入り禁止です成海先生」 「なんでだ真樹?愛する俺を閉め出すのか?」 彼は付き合ってると勝手に思い込んでるだけです。 残念でしたが今僕が興味あるのは………… 「生徒を差別してるあなたに言われたくありませんので失礼します」 「まさかアイツお前にチクりやがっ…………」 ガラガラ……ガチャン! 高坂翔馬君なんですから……優しくて愛想も良くて真面目なタイプ僕大好きです。ここの人達はもっと彼を見習うべきです。 これから楽しくなりそうですねフフッ

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