24 / 36

24青山ブラザーズ

ううーん!ここは? そうだ!会長の部屋で時計は18時過ぎてる…… 会長は見渡したらキッチンにいた 「会長?」 「あっ翔ちゃんたら寝ちゃたから僕も一緒に寝てたよ?フフッ」 マジかー…………待てよ?なんか急に怠さがあって寝たっていうか意識なくしたような? ヤりすぎたせいかな? 「すいません……」 「ううん丁度夕食出来たから食べよう?それに見て?」 会長はエプロンを……えっ! なんと裸エプロン……男の会長が……可愛い 「凄いです会長」 「さっきは瑠加って呼んでくれたのにエッチだけの呼びも悪くないかも、さっ来て?」 俺は来た時の制服に着替えて食べた 今日はサイコロステーキだった 「美味しい……本当会長は凄いですね何でも出来て」 「フフッありがとう、今日から毎日僕が作ってあげたいんだけど……あんなクソみたいな生徒会なんか辞めて翔ちゃんとの恋愛に日を注ごうかな?」 会長は不適な笑みを浮かべた さらっと爆弾発言じゃね? 《俺が作ってやるよ》 蒼空……そう言えば夜にちゃんと話す予定だし、この後は絶対戻らないと、それに瑠唯人にも謝らなきゃ 「会長は瑠加先輩が相応しいです、俺も応援しますから」 「本当?じゃあ後1年だし頑張るね?」 煽て作戦成功で良かった…… 食事を終えてエレベーター前にいる。 機嫌が良かったからか何とか今日は帰してもらえそうで良かった 「ありがとうございました、今日は失礼しますけど……」 「今日はとても良かったよ?連休は絶対泊めるからね?あと忘れないで君は僕の物だって事と誓約書書いてくれてありがとうね?これで僕らはカップル成立だから」 いつの間に!さっきのアレやっぱり会長何かしたんじゃないか? あの誓約書って法的な効力あるのかな? 「でも……」 「今更断らないよね?生徒会長であるこの僕をヤり捨てなんてし・な・い・よ・ね?」 「も……もちろんです!」 「フフッ良かった、僕らは運命の出会いだと信じてるんだから裏切らないでねダーリン」 チュッ 最後の方は声が低めに言ってた…… それから部屋の階に着いて緊張したけどドア開けて入った。怖くて機内モード今解除したら蒼空や瑠唯人からも通話が来てた…… 「蒼空ー?いる?」 暗くて静かだったので電気点けたら誰もいない、けど幾つかの品料理が並んでた……味噌汁と米も炊いてあった…… 蒼空の部屋見てみたが居なかった とりあえずまず瑠唯人に謝罪だけしたら蒼空に掛けよう ガチャ 《アアッ!……だ…だれだ?》 えっ!まさかヤッてる? 「あ…あのー翔馬ですが……」 《あっ!翔馬この野郎!アアンッダメ……俺とのハァハァ約束すっぽかした上……初日から浮気しやがったな!兄弟なら浮気にならねぇとでも思ったかコラ!テメェ明日覚えてろよ!バーカバーカ!》 「ごめん……色々あったんだ。ちなみに何をなさってるんですか?」 《ハァアナニーだよ!テメェが来ねぇから1人寂しく泣きながらしてたんだぜ? ったく萎えちまったぜ、明日金曜だお前俺の部屋泊まりな?同部屋の奴もヤりチンでよく連れ込んだり居なかったりだから心配ねぇぞ》 全然泣いてないじゃん……会長と似た事言ってるよ全く…… 「いや多分行けるか分からない……その会長が」 さっきの会長とのこと全て話したら……まぁ 《オイッ!今更学園の犬に成り下がった兄貴を選ぶなんて当然言わねぇよな!お前学園反対派なんだろ!だったら兄貴にビクビクしてんじゃねぇよ!誓約書なんて脅しだ!皆従うんだよ。怖さを利用してな。むしろ兄貴に接し過ぎるな!周りから言われなかったか?》 「全部仰る通りです……ごめん……」 《ハァまぁゆっくり話し合う必要あるな、明日もう一度チャンスやるけど次俺を裏切ったら容赦しねぇからな?》 「分かった……」プツン!ツー ハァ……やっぱり怒らせると怖いなぁ…… とりあえず瑠唯人は一旦落ち着いてくれた 蒼空はどうか ………………………………………… 繋がらない……トホホ怒って誰かの部屋に行っちゃったかな? 結局蒼空は今夜帰って来る事はなかった…………

ともだちにシェアしよう!