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4.大きい男③

   この世界ではセックスのための魔法道具があった。小指くらいの棒を尻に入れると中がキレイになる。精液もキレイにできる。女性の避妊にも使える便利グッズだ。医療よりエロが発展していて秋生はちょっと呆れた。秋生たちがよく消費するせいで、タシュアプケの雑貨店では初めて大容量パックが棚に並んだ。 「毎度どうも。いつも沢山買ってくれるからオマケしといたよ」 「わあ、ありがとうございます」  秋生は一人で買い物ができるようになった。あのマキニヴァを従えたということで一目置かれるようになったのだ。それに秋生のサイズが噂になっていた。出所は強姦未遂の加害者だ。この世界でもあそこのサイズは男の序列において重要なポイントらしい。 「アキオ!」  巡回中のマキニヴァと出くわした。嬉しそうに駆け寄ってくる。秋生は仕入れたばかりの棒を一本手渡して囁いた。 「帰りはこれを入れてな」  マキニヴァは顔を真っ赤にして頷いた。メス顔の彼を見た周囲の男たちは、マキニヴァが掘られる方という噂は本当だったんだなと思った。  帰宅したマキニヴァが玄関扉を閉めるとすぐに秋生は、下を向けた指でくるりと半円を描いて見せた。四つん這いでケツを見せろという意味だ。マキニヴァはその場で言付に従った。秋生の視線を感じながら手早く服を脱ぎ、後ろを向いて両手両膝を床につく。例の棒にはタンポンのように紐がついていて、それが尻の穴から垂れている。エロくてちょっと間抜けな姿に秋生の男根がいきり立った。棒を抜かれた肛門はとろりと濡れていて準備万端だ。 「あん、もう挿れるの・・・?」 「えーなんで? マキニヴァは即ハメ好きじゃん。おらっ」 「おっきいっ、ひいぃいんっ!! ああん、だめぇ、激しいのだめぇ!!」  べとべとに汚れた床は放っておいて、二回目はベッドの上で始めた。マキニヴァは秋生の乳首がよく見える正常位が好きだ。 「どうせちんこに夢中で見てないくせに」 「そんなこと・・・あ、ずるい、ああ~あ~っ」  高速ピストンで善がらせて言い訳できないようにしてやった。かわいいちんこから白い液体がとろとろと零れた。同じところばかり繰り返し擦ってみる。 「や、や、だめ、アキオ、いく、出ちゃう、出ちゃうっ」  ぴゅっぴゅと潮を吹いても止めてあげない。しばらく続けたらマキニヴァの目の焦点が合わなくなってきた。秋生は半開きの口に精液を流し込んでやった。 「ほら、マキニヴァの大好きなデカちんだよ~。あーんして?」 「ぁむ、んっ、ふ!?」  一度喉奥まで突っ込んで、唾液と精液を纏ったそれをまたケツに挿し込んだ。 「はああぁあんっ!!」 「ああ~気持ちぃ、頭変になるぅ」    *** 続編につづく ***

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