「ひっ、あぁっ」 アイルたんの指が俺の秘部を暴いていく。ゆっくりと捻じ挿入れられる指は、強引ではなくまるで優しく愛でるかのようにナカを搔き乱して徐々に快感が増していく。 「あっ、ら、らめぇっ♡」 アイルたんの搔き乱す指が２本に増えたかと思うと、ナカの蜜壺をまんべんなく搔き乱し、そして前立腺をまさぐってくる。 「ひ、あぁっ」 「ティルっ、んんっ」 そして、満足げに愉悦の笑みをたたえるのは、やはり俺の体に満ちる聖魔法の感触が、アイルたんにとって甘美の味を与えるからだろうか。でも、俺の名前を呼んでくれるのが嬉しい。 「んっ、んんっ」 更に快感に身を委ねていれば、３本目の指がナカへと捻じ込まれてきて更に身をよじる。 「あっ、ら、らめっ……ひぁっ」 アイルたんの指がナカを掻き混ぜるように、ずぶずぶと抜き挿しを繰り返していく。 ―――あぁ、こんなのって！ 「ティル、呼んで」 「ふぁっ！？」 「俺の、名前を」 「あ、アイル、た、んっ」 「―――妙な呼び方だ」 「ら、らってぇ、あぅ、へ、へい、か？」 いつの間にか本音が喉を滑り落ちていたことに気が付き、アヘリながらも必死にそう声を絞り出す。 「それは、ダメだ。名前を」 ずっぶずっぶずっぶっ 途端に激しくなる指の動きとその快感に思わず体がビクンと反（り返りながら跳ね上がる。 「あっ……あぅっ。あ、あい、るたんっ」 「ん、それでいい」 ひと際情熱的に指を奥に突き刺された快感に、思わず我慢できずに噴き上げる汁。汁はぽたぽたとアイルたんの顔を濡らすが、それすらも嬉しいかのようにアイルたんがぢゅるりと舌なめずりをしながら口元に降りかかった俺の汁を嘗めとった。 「ん、やはり、美味いな」 「あ、あぅっ」 「そろそろ、ナカを思う存分味わおうか」 そう告げたアイルたんは、そっと自身の股間から生えるそれを掲げる。 「あ、おっき、ぃっ」 俺のよりも遥かに大きく、闇になれてきた暗がりの中でも異様な存在感を放っていた。 「挿れるぞ」 秘部に硬い亀頭が押し当てられる。 そしてとろとろに解された俺の入口を、ゆっくりと押し開きながらそれは俺のナカへと挿入ってきた。 「うっ、あああぁぁぁっっ」 入口を押し開き、圧迫しながら掘り進んでいく巨大な雄根を俺のナカがぎちぎちと拡張させられながら受け入れていく。 怒涛のように次々と押し寄せる快楽が、次第に考える力を失わせていく。ただ、本能が赴くままに凶悪な雄根を呑み込んで、そして身をよじりながらもアイルたんの力強い手が両手首をしっかりとベッドシーツに押し付けられる。 そして開かれた股はアイルたんが重ねてくる脚に固定されたように閉じることを許されず、ただ脚を吊らせるように引きつらせることしかできない。 「は、はいって、ひああぁぁぁ、奥に、奥にっ」 ずぶずぶと突き進んでくるその雄根は、どんどんと勢いを増していく。最奥を目指して突き進む巨棒を呑み込みつつ、いつの間にか最奥にそれが到達することを待ち望む。 「あぁっ、そろそろ、全部、挿入るっ！」 その、アイルたんの言葉通り、巨棒の先端が俺の最奥を激しく貫いた。 「ああああぁぁぁぁ――――――っっ」 思わぬ刺激と快感に唇から舌を垂らし、涎を滴らせながら身をよじる。 「ティルのナカ、気持ちいな……まるでティルの聖魔力に包まれているみたいな感覚に陥るっ！」 愉悦の笑みをたたえながら俺の顔を見降ろしてくるアイルたんは、その凶悪な巨棒が俺のナカにすっぽりと収まり、そして溢れ出す聖魔法を吸い上げていくようにトクントクンとナカで脈打っているように動く。 更にそのまま奥にぐいっと押し込まれたまま、左右に腰を動かされれば。 「あ‶ぁ‶――――――っっ」 奥に擦り付けられた快感で、目がチカチカとして。それはまるで聖魔法の聖なる輝きを見ているようでもあった。 そして徐々にナカの圧迫を解放するかのように抜かれていく肉棒は、完全に穴から抜かれる瞬間にピタリととまり……。 勢いよく再びナカへと押し込まれ、そして最奥を貫いたのだ。 さらにゆっくりとアイルたんの巨棒が俺のナカで抜き挿しを繰り返していくのと同時に、絶え間のない快感が幾度となく最奥に叩き込まれ、そしてナカを搔き乱されながら快感にひたすら身を委ねる。 「ティル……ティル……！」 俺の名を呼びながら、果敢に腰を振り続けるアイルたんの肉欲はとどまることを知らず、何度も何度も肌を打ち付け、そして最奥に長い間待ち望んでいたかのように渇望を叩きこんでくる。 絶え間なく突き上げられるその快感に身を委ね、強烈な貫かれる感覚に酔いしれる。 ーーーそして。 「あぁ‶っ」 ひと際激しく貫かれ、俺のナカで膨張していく。 「い、あぁっ」 そしえ滾りに滾ったその巨棒から、熱々の白濁汁が一気に溢れ出す。 「あぁ‶――――――っっ」 下腹部をじんわりと温めて、そして俺のナカを満たしていくその味に酔いしれる。 「あっ、あっ……ティル、もう一回」 「んなっ、もう、いっぁいっ！？」 アイルたんはまだまだ射精したりないとばかりにほくそ笑み、再び腰を振り乱していく。 「あああぁぁぁぁ―――――っ」 そして、その夜は何度も何度もアイルたんにイカされて、快感に溺れながらアイルたんに注がれる肉欲が与える甘美なひと時に身を委ね、その滾る渇望を受け入れたのだった。