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多幸感※

やっぱり大きいと思う。 久々に見る遠田さんのそれは 重そうで、でもしっかりと立ってくれていた。 …僕も舐めたい じっと見てると 「そんなに見ないでくれ」と 頭をこづかれた。 「僕も舐めたいんですけど」 と言ったけど「今日はだめ」と言われ 足を開かれてしまった。 僕の後ろの孔にその先端が当てられる。 それだけでも熱さと重さを感じる。 早く来てほしいのにそのまま動かない。 思わず腰を振ってしまうけど、 手で押さえられて止められた。 「なんで」 そう抗議しても遠田さんはニッコリするだけだ。 「意地悪!嫌い!」 もう耐えられなくて泣きながら言う。 「そっか。八尋は俺のこと嫌いなんだ」 熱いものがそこから離される。 「ちがっ。好き!遠田さん好っ…アァッ!?」 言っている途中で、待っていたそれが 徐に奥まで挿れられた。 多分、今、射精ちゃった。 けど、そんなことを気にする余裕がないくらいの快感が背中を突き抜ける。 「八尋の中、すごいことになってる」 余裕がなさそうな顔の遠田さんに 胸がキュンとしたのがそのまま 後孔のほうにも影響したみたいで 「今、キュッてした」 と遠田さんが嬉しそうに言った。 挿入でこんなに幸せな気持ちになったのって いつ以来なんだろう。 好きぴとするのは全然違うんだなと 頭の隅で思う。 「馴染んできたから、動くね」 と言って出入が始まる。 動くたびに遠田さんの太いところが 僕の気持ちいいところを掠める。 声とか聞かれたくないのに もう止めようがなく喘いでしまう。 「八尋」と遠田さんがずっと僕の名前を 呼んでいる。 こんな風な気持ちになるならもっと最初から 名前を伝えておけば良かった。 遠田さんの動きが止まり、 遠田さんがイったのを感じる。 ゴムはつけているけど、出し終わった後も 奥に送り込むように少し押し込まれるのが まるで俺のものだと言われているみたいで 興奮した。 「終わった後に締めるな」 と、遠田さんが笑って頭を撫でてくれた。 「ありがとう」とも。 僕は疲労感と多幸感で満たされながら 襲ってきた睡魔に身を任せた。

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