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第9話 今こそしゃぶり時。

熱い 身体が熱くて、どうしようもなくそれを発散したくなる。 あれ、これ、何だったっけ。 確か、前にも。いや、いつものことだった。 俺は、この世界に転生した俺は、いつもっ 「リリヤ」 名を呼ぶ声に、ハッとして目を開ければ、俺に覆いかぶさるようにしてシュレヴィが俺を見降ろしていた。 「あ、俺」 ここ、ベッドの上か? 俺どうしてここに。いや、何となく思い出してきた。 温泉から上がった俺は、辺境伯家で用意してもらったガウンを羽織ってふっかふかのベッドへ。 うん、温泉でリラックスした後に、ふっかふかの寝具に吸い寄せられない者がいようか。いや、いるわけがない。そして、その後俺は吸い込まれるようにしてーー 眠ってしまった。 「はぁっ、あぅ、しゅれ、う゛ぃ、危ないからっ」 多分、暴れ出したらシュレヴィがっ!いや、シュレヴィなら、平気かもしれないけれど。元よりそのために俺は、シュレヴィに預けられたのだ。 「すごい汗だ。身体も、熱いな」 「あ、ぅ」 「だから、リリヤの蜜をしゃぶると言ったのに」 それとこれに何の関係が―――っ!?こんな時まで何でこのひとブレしないのかなぁ―――っっ!? 「と、とにかくっ、俺、いま、やばいっ、くるしっ」 身体の中で、魔力が暴れるのだ。 「大丈夫だ。すぐに、楽になる」 楽って、どうなるの? 「ほら、リリヤ」 シュレヴィが俺の股間に手を伸ばす。ガウンを羽織っただけで、下は素肌だから、おパンツシールドもなしに、シュレヴィは俺のちんぽをぐわしりと掴んだ。 「絶好の、しゃぶり時だな」 「ひぁっ!?」 いや、何絶好のしゃぶり時ってっ! 「何も心配はいらない。私は、ずっとリリヤの蜜がしゃぶりたかった」 いや、こんなシーンで何つー告白してんのっ!!まぁ、このひとそればっか言ってるからもう慣れっこだけどねっ!? 「そしてそれは、リリヤにとってもいいはずだ」 俺にとっても? 「安心しろ。私は、上手いぞ」 何がだっ!?いやナニしゃぶるのがかっ!? 「だが、心配するな。私がしゃぶる本物は、リリヤが初めてだ」 あぁ、そうかいっ!!それ喜んでいいのかな?喜ぶべきなのかなっ!? あうー、何でこんなにもツッコミどころ満載なのこんなシーンにっ!!こんな熱暴走気味な中、ツッコミを切らさない俺を誰か褒めてぇっ!! 「リリヤをイメージして作らせたディルドでも何度も練習した」 俺のイメージって何!?イメージで俺のディルド作ったのかっ!!? 「気持ち良いと感じるところも、たくさん知っている」 さ、さいですか。 「リリヤ、愛している」 ちゅっ シュレヴィが俺の蜜が分泌されるその先っぽに、唇を落とした。 ひぁ―――っっ!? 「んっ、リリヤっ」 い、色っぽい声出しながら、唇被せてくぅ―――っ! 「んっ」 シュレヴィがっ!シュレヴィがあぁぁっっ!俺の平均受けちゃんサイズのを口の中に含んで嘗めながら、唇でイイ感じに刺激してくるんだけどぉっ!? 「あ、ひぁっ!?ら、らめぇっ」 「んんん~っ」 何か、シュレヴィがめっちゃ美味しそうに俺のを啜ってるぅっ!! 「んっ」 しかもそのまま、竿を呑み込んでいくなんてっ! 「あ、ぅ、シュレヴィっ!?そんな、いっちゃっ」 「んんっ!」 シュレヴィは俺のを口から抜き挿ししながら、何度も何度もずっこずっこと喉の奥まで収めながらしゃぶってくる。 更には気持ちいいところに舌を這わせ、丁寧に妖艶に嘗めていく。 「あ、らめらからぁっ!で、ちゃぅっ」 マジで、でちゃうからああぁぁぁっっ!! 「んんぅっ」 そして、シュレヴィの舌にてっぺんをぐにゅぅっと押された時、限界を迎えた。 だって、だってっ! シュレヴィのしゃぶりがめっちゃくっちゃ気持ちいいいぃぃぃっっ!! 「あぁ、でるうぅぅぅ―――――っっ」 我慢なんて、無理。こんな身体の熱が暴れている状況で、我慢なんて無理ぃ―――っっ!! 俺の蜜がめっちゃ勢いよく噴き上げた。 「あ、ひあぁっ」 「んっりリリヤの匂い、いいな」 こんな時まで、シュレヴィが色っぽい。妖艶っ! そして俺のちんぽに頬ずりしながら、うっとりとした表情で俺を見つめてくる。更には垂れた蜜までもを丁寧に舌で嘗めとっていく。 「あ、シュレヴィ。そんなの、飲んでっ」 「あぁ、美味しい。リリヤの味だ」 何だろう。何だろうねぇ。何か悔しいっ!!何で―――っ!!! 「リリヤ、少し、楽になったか?身体の熱が引いているようだ」 「あ、そ、いえば」 あれほど熱かった身体が、落ち着いてきたような。 「魔力が荒ぶるときは、こうして発散させるのが一番だ」 そ、そんな発散方法があったのぉっ!?知らなかった。いや、知るかぁいっ!!それにこんな発散方法ーー18禁じゃねぇか。 いや、処理だけなら、一人でもできる。しゃぶられるのが明らかに18禁なだけで。 「それに私もリリヤの蜜をしゃぶれるし、美味しそうに滴るさまも堪能できる」 シュレヴィは、とっても幸せそうに微笑んだ。 うぐおぉっ。俺も魔力暴走による破壊衝動を抑えられる。更にはシュレヴィも俺の蜜しゃぶれてご満悦。お互いに、ウィンウィン過ぎる事実であった。 「んぎゃぁ―――――っっ!!」 何だか意味もなく、叫びたくなったのは言うまでもない。 「変わった喘ぎ声だな。でも、そんなリリヤもかわいいぞ」 いいや、喘ぎ声とちゃうわあぁぁぁ――――っっ!!

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