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「あっ…ま、待って…」 「わりぃ、無理だっ…」 男同士のセックスは、勿論初めてだったから。 繋がる為の手順を雪緒から教わり、実行していく。 お互い盛りのついた獣みたく、ベッドへと雪崩れ込み…貪るようなキスを交わしながら。 俺はコートとジャケットを乱雑に脱ぎ捨てると…雪緒の衣服も邪魔とばかりに、剥ぎ取っていった。 「あんまっ、見ないでよ…」 つい魅とれてたら、雪緒が幻滅しちゃうだろって身体を隠そうとするけど。それにすら興奮して… 俺はわざと乱暴に、雪緒の腕を引き剥がしてやる。 露になったそれは…まさに名前の通りで。 真っ白な雪緒の肢体に、思わず喉を鳴らした。 「綺麗だ…」 「ああっ…!」 胸元に指を這わせ、ゆっくりと滑らせる。 外気に触れ、立ち上がった突起を掠めたら。 雪緒は堪らず上擦った悲鳴を漏らした。 「下、馴らすんだったな…」 場所は違えど、使い方はほぼ同じなわけで…。 俺は唇を奪いながら、雪緒の下半身に手を伸ばす。 下着一枚なソコは、くっきりと頂きを作っていて。包み込むよう触れれば…ドクンと身体ごと大きく脈を放った。 構わず、そのまま下着の中へと手を忍ばせる。 「あ、まっ…てよっ…」 ぶるりと飛び出した性器を掴み取れば、雪緒がそう告げてきて。 「オレにも、やらせて…」 言って雪緒は身体を起こし、俺の下半身へと手を伸ばした。 「ちょ、雪緒…」 かと思えば、いきなりベルトを外そうとしてきたもんだから。 俺は慌てて雪緒を制止させるものの… 見上げてくる雪緒の表情が、熱っぽく俺を捕らえてくる。 「智久さんの…しゃぶって、い?」 「ッ……!」 そんな物欲しげにねだられたら、堪ったもんじゃない。余りの破壊力に、俺は思わず中心を硬くする。 それに気付いた雪緒は、嬉しそうに笑って。 茫然とする俺を余所に、手際よくベルトを外してしまうと…迷う事なく俺のナニをその手に掴み取った。 「ちょ、汚ねぇから風呂に…」 「へーき…むしろ、このままがいーもん。」 俺の匂いが好きだと告げる雪緒は、躊躇なく俺の勃起したものを頬張り。 途端に口内のしっとりとした感覚に包まれると、俺は堪らず快感を募らせる。 「ンん…やっぱコッチも、おっきいね…」 美味しい…と、ナニを咥えたまま告げる雪緒の顔は、反則なぐらいヤらしくて。 嬉々とした表情で肉にしゃぶりつく様と、その匠な舌使いから。俺は顔を悦に歪める。 さすがというかなんというか…イケメンで遊んでただけあってか、テクニックが半端なくて。 すぐにでも達してしまいそうになるのを、俺は歯を食い縛って耐えていた。すると… 「も…我慢出来ないっ…」 フェラに興奮する雪緒は、切羽詰まった吐息を漏らして。見ればもう片方の手を、自身の尻へと伸ばしていき。 「雪緒…」 「ごめっ…欲しくて、堪んないんだよ…」 口に含んだまま苦笑する雪緒は。 伸ばした手を、つぷりと自身の秘部へと突き立てて。 ズブズブと抜き差しし始め…まるで行為に及んでるかのよう、腰を揺らし出す。 「はぁ…引くよねっ…けどさっ、」 止まんないよと、指の注挿を早める雪緒。 フェラも同様に、裏筋からカリ部分に舌を這わせ…チュルチュルと先走りを吸い上げてきた。 「待て、雪緒っ…」 「んあ…も、イキそうじゃん…」 飲みたいから口に出していいよなんて。 俺はコイツに、どれだけ愛されてんだよって…自惚れたくもなるけど。 そんな誘惑にも耐え、俺は雪緒に告げる。 「出来るなら…お前ん中で、イキたいんだけど?」 「え…」 面食らう雪緒は、目を瞬かせ俺を見上げてきて。 「ダメか…?」 さっきの雪緒のように、今度は俺がおねだりしてみる。 「まだ解し足りないなら、俺がしてやっから…」 言ってするりと、雪緒の腰を撫でてやれば… 「も、平気だからさ…」 智久さんの、ちょーだいと。 応える雪緒は、なんとも淫乱な表情で以て。 俺へと口付けた。

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