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第12話 酒宴

「あぁ、たとい。そろそろこの蕾に、挿入りたがっているんだ」 そう言って、蛇体ごと俺に覆い被さったシュイは、仰向けになった俺にも良く見えるようにソレらをさらけ出した。そう、股間の陰茎嚢……と言う名のマジカルち○こぽけっとからヌルりと2本の巨根をこんにちわさせたのだ。 「あの、頼むから1本ずつにしてくれるかなっ!?」 「どうして?昨晩、私は一晩中イルをいびりながら我慢したと言うのに」 いや、アンタお兄ちゃんに何してんの!異母だからってねぇ。そりゃぁ俺もイルに怒りがない訳じゃないけど。 「因みに……陛下は?」 「うん?自分が酒豪なのをいいことに、アルハラを働いていたぞ」 いや、それはそれでどうなんだ!日本でやったら確実に顰蹙買うわぁっ!てか、この世界にもアルハラなんて言葉が……召喚者が広めたんだろうか。 「そして父上はすごかったぞ」 「へ、へぇ……何が?」 「久々に竜角、翼、尾を全開にしていた。獣人は本能的に攻めの竜を畏怖する。受けは平気だが、何故か攻めの竜を恐れるのだ。多分竜神も、攻めなのだろう」 神さまが攻め受けって言う情報いるぅっ!? 「そして父上は、獣人国最高峰の酒……竜滅殺奥義の樽を開けた」 「いや、滅殺はいいのか、竜なのに!?」 「そして、まず兎を酔わせて潰した」 「トゥキさあぁんっ!最初に陥落したよ、多分あの人何よりも無罪――――――――っ!」 「その後狼は」 「ロウさんにまで!?わふわふは!?わふわふは無事なのか!?」 「狼は酔わない。アレは酒豪でな。無視した」 「そう言うんもアリなんかいっ!」 でもわふわふが守られたんなら俺はぁっ!! 「でも一応一発滅殺竜光線を放った」 「いぃやぁ――っ!!ロウさああぁんっ!!」 「だが、ロウは世界三大珍金属よりも硬く身体強化ができるからな、普通に弾いてうぜぇと酔っぱらいをはね除けた」 世界三大珍金属!お母さまとの授業で習ったやつだ!オリハルゴン!ミスリルル!アダマンタイドン!地球の伝説上の金属名と微妙に違うけど、その三つの金属のことだ。それを凌ぐ身体強化とか、わっふわふなのにどんなにすごいんだロウさん! ――――――そして、陛下酒豪とか言っといて酔ってるじゃんんんっ!! 「さらに父上は母上の蜜壺の中に入りたいとゴネながら、狐を自ら強制的に連行してきて……」 あ、そう言えばセレナさんがゴネてたって言ってたな。 ……つか、陛下がお母さまとヤりたすぎるその情報いるのか!? 「たらふく飲ませて泣き上戸とし、母上の蜜壺の素晴らしさを説きながら9本あるしっぽをもふりまくって号泣させた」 いや、何やってんの陛下。そして何説いてんの、陛下。 ――――――因みにそれはきっと俺はウイくんの7本もある狐しっぽをふっわふわに愛でていた頃だろう。 確証はないが、多分そうだろう。 「そして父上は宣言した」 「うん?」 「この懺悔会は、イルがやらかした連帯責任だとっ!!あと母上の股間に頭埋めたいと!因みに私は続いてたといの股間が恋しくなったと宣言した!」 「いつの間にか懺悔会になってる――――っ!そしてまごうことなく他の守護者巻き添え――――っ!そしておめーら父子は相変わらず何つーこと宣言してんの――――――っ!!」 「守護者たちは泣いて許しを乞うていた」 「いや、守護者相手に何やってんの陛下」 陛下も神の血を引いているとは言え、相手守護者! 「そして父上は語った。運命の番を愛でるのは獣人の性。だからこそそれを無理矢理ねじ曲げるなど言語道断。次、同じことが起こらないように一族によく継承しておくように、と」 「それを伝えるためにそこまでやるうっ!?」 確か守護者は特定の一族に現れる。イルなら、白虎族、トゥキさんなら黒兎族。 「そして、ロウさんが一言告げた」 「うん?」 「各当主に申し伝えればいいだろうと」 「全くその通りだな。まともな人がいて良かった」 さすがはロウさんだ。 「しかしその時、兎が起き上がった」 「トゥキさん!?無事だったの!?」 「そして、もっと寄越せと真なる酒豪モンスターが目覚めた」 「いやぁ――――――っ!!まさかのトゥキさんが大穴――――――――っ!ラスボス枠ぅ――――――――っ!」 「とても、楽しい酒宴であったぞ」 「懺悔会はどこ行った!宴になってるぞ宴に!」 「そんな中、私は父上とふと会話を交わした」 「あぁ、うん?」 酔っぱらい陛下とどうしたんだ?そろそろお開き、とか? 「番に、挿れたい。と」 ろくでもない話してたぁ――――――――っ!! 「後ろでトゥキとグイに攻められ泣きわめくイルを遠目で眺めるロウさんの向こうで、私は父上と番とのプレイの話をしていた」 いや、父子でどんな話してんのっ!そりゃぁお母さまもエッチな話振って来るけどぉっ!! そしてイル、飲まされまくって、泣き出したんだな。アイツ、グイさん以上に泣き上戸だったのか。知らなかったなぁ。 「それで、まだ二輪挿してなかったと、思い出した」 「本題に入る前説なっげえぇよっ!!そしてそこに行き着くわけっ!?」 「あぁ、私は1日そなたを我慢して、もう限界なのだ」 いや、一晩だけでしょうが。 「こんなに、とろとろになったな」 「ひっあいぁぁっ!?」 蕾をシュイに拡張されまくっててっ、とろとろになってるぅっ!! 「恐れることはない。愛している。たとい」 また、そうやって愛を囁いてっ、恥ずかしくなっちゃうから、 ――――油断したのだ。 「あ、あ、あ――――っ!?」 いつも以上にぶっとい、2本分が俺のナカにぃっ!! 「あぁ、たといっ、たといっ!」 ものすごい音をたてながら、俺の蜜壺の中にぎちぎちにおさまってきて、そして2本分のカチコチな亀頭が俺の最奥を貫く……! 「あ、あっ、ひあぁっ」 ズブズブと俺の蜜壺のナカに出し挿れしながら、腰を振り乱してくる。 や、ぁ、き、気持ちいい。2本も、挿入っているのにぃっ!! とめどなく快感を叩き込まれる。 き、気持ち良すぎて変になるぅ~~っ!!! そして、俺のナカで2本分の雄根がぐぷぅっと膨らんで……勢いよく白濁が放たれる。 やっぱり大量~~っ!!しかも、2本分だなんて。 目がチカチカして、腰を捩り身悶えれば、シュイがさらに興奮したように俺の最奥を突く。膨らんだシュイの雄根は、俺のナカから出たがらないから、抜き挿しではなく、最奥をさらに押し上げるように突いてくるのだ。それでも、雄根の突起が細かな動きにすら快感を届け、何度も何度も白濁を噴き上げるシュイの雄根を咥えながら絶頂した。

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