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コントロール次第?
【日向サイド】
どうしよう……ちんちん激痛……
加藤先生に相談する?
……いや…うっかりそのまま処置されても困る……
日向「いってぇ……」
どうしよう……不安……
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【佐々木サイド】
今日は病棟当番だから特に処置も治療も入っていない
こんな日はB班の子達の治療の進捗をチェックして気になる子は面談を組む時間にしている
幸い今週はみんな治療頑張ってるみたいだから気になる子はいなそうかな
ん?
佐々木「どうしたの?」
不安気にナースステーションを覗く小さな影
加藤先生のお気に入りの豆柴君だ
佐々木「どうした?大丈夫?」
日向「……あの人いますか?」
あの人とは?笑
佐々木「加藤先生?笑」
日向「そう」
佐々木「A班の先生たちみんないないよ。先生でよかったら相談乗るよ?」
少し戸惑った表情をみせたが、ちょこちょこと近づいてきた
日向「ちんちんが痛い」
ど速球な相談が可愛いすぎる笑
佐々木「オッケー、カルテ確認するから座ってね」
日向「…………」
痛み止め1時間前に飲んでるのか……疼痛コントロール不良……なるほどね……可哀想に。
強い痛み止め使ってるから基本使えるのは最低でも6時間後……
今日何回か痛み止め催促してる感じか……
佐々木「お腹と腰は痛い?」
日向「腰痛い」
佐々木「重い感じかな?」
日向「うん……。注射はダメだよ」
佐々木「注射やってみない?って先生たちから言われてるんだ?」
日向「いつも言われてる。特に森田先生がしつこい」
しつこい笑。
佐々木「そっかー笑。
日向君が1時間前に飲んだ痛み止めは正直強い薬だから、これが効かないなら注射しようねってなっちゃうかな」
日向「…………」
佐々木「もしかしたら徐々に効いてきてくれるんじゃないかな?って思うんだけど、待ってる間が辛いんだよね?」
日向「……うん」
佐々木「少し弱いんだけど、一旦即効性のある痛み止め使って、効いてきてくれるまでの繋ぎにしてみようか」
日向「欲しい……」
佐々木「うん、すぐ処方するね」
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【加藤サイド】
勇人と話そうかと思ったけどそそくさと逃げて行ったから、イジメ過ぎても後々大変だから逃してあげたけど
やっぱり話さなきゃな。
佐々木先生のところにまだいるかな
日向「ひー君決めた!先生俺の担当」
佐々木「あれ笑。加藤先生泣いちゃうぞ」
そしてうちのまめ柴はここでなぜ尻尾をブンブンさせている……苦笑
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