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相性
【日向サイド】
こんな痛いのに指一本なはずがない!指と見せかけてあの棒を突っ込まれてるに違いない!!
日向「指なんて嘘だ!」
森田「見てみなよ」
少しだけ頭を上げて下を覗くとたしかに森田先生の人差し指がちょっとだけ入っているっぽかった、、、
日向「………ぅん」
森田「はいじゃあ指だって分かったなら」
ズボッ
日向「あゔ!!!ギャァぁ」
メリメリ
日向「はぁぁゔ!!痛い」
佐藤「息ふぅって」
日向「ダメかも…あゔ!!痛い!!」
メリメリぐゅ
森田「息吐く」
日向「あっあっ@#&!!!」
森田「しめるな」
力抜くとどんどん指奥に入ってくるんだもん!!
日向「きてるきてる!!ダメ」
つった!!なんか足つった!!
日向「足つぅタァぁあー!!」
森田「どっち?」
日向「みぎぃぃ泣」
クイクイ
おっ!!楽になってきた!!
なかなか治すの上手な
森田「どう?」
日向「おっけ……」
・
・
・
そろそろ今日の治療終わりだよね?
はい、今日は棒まで辿り着きませんでした!!ちゃんちゃん!!
森田「はいじゃあ最後の仕上げ」
日向「うわっ、、、」
森田「これ挿れたらおしまい」
日向「入らない!!泣」
ガタガタ ガタン
渾身の力を振り絞って抵抗してみたけどがっちり縛られてるから動かせない
プスっ
日向「はゔ」
森田「一個目」
プスん
日向「やだ!」
森田「2個目」
思ったより痛くなかったけど異物感が凄い嫌
森田「もう一回」
日向「え?」
グチュグチョ
一気に引き抜かれ間髪入れずにまた一つ目が入ってきた
日向「わゔ」
ぐぢゅ
森田「そのまま力抜いてー」
グチョグチョ グチョグチュ
日向「わー!!ヴァぁ!やめろ!ハァハァやめろ!!ゔぁぁ」
何度も何度も挿れては抜き、挿れては抜きを繰り返えされ、身体を捻り抵抗したけど手を止めてはもらえず、ただただ耐えるしかなかった
日向「ハァハァハァ!!やめ…ろっ……やめてください!!泣」
森田「チェックしよう」
日向「は?」
なんだよチェックって
チクン!
日向「ぎぃぃやぁあ!!!泣」
森田「これが指2本」
日向「痛い痛い!!!」
森田「まだ狭いけどギリギリ入るかな」
日向「痛い痛いいだぁあい!!!」
森田「明日の朝診察で指挿れてこれより狭くなってたら常時プラグ挿れるからね」
日向「は?!プラグ?なんだよそれ!!」
ヌチュンっ
日向「はぁはぁはぁ」
指を引き抜かれ身体を縛っていた固定具が外れていく
森田「はい、じゃあ明日の朝会いましょう」
やっぱり森田先生嫌い。
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・
【2号室】
ガタガタ ガシャガシャ
勇人「ひーくん何してるの?」
日向「武器作るから材料探してる」
勇人「材料?何欲しいの?」
日向「段ボールとか新聞紙とか」
勇人「そんなところにないと思うよ?」
日向「ないならこのプリントを使う」
勇人「ダメだよぉ!!加藤先生に怒られるよ?新聞紙とかならフリー室にあるかも」
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【フリー室】
日向「(なんだこの部屋は……)」
勇人「ある?」
伊織「あるけど何に使うの?」
日向「武器作るんだよっ!」
伊織「ふーん。(2人でモンハンごっこでもするのか?)」
勇人「ひーくんそんなに持って行くの?」
日向「いっぱい必要だからね!勇人も手伝って」
勇人「うん(何に使うんだろ?)」
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