【加藤サイド】 竹内「加藤先生おはようございます」 加藤「要件は何」 竹内「まだ何も言ってないじゃないですか」 加藤「だいたい想像つくんだよ、竹内先生とこどもの考える作戦は」 竹内「さすが班長」 加藤「ナメてるだろ」 ・ ・ ・ 【2号室】 【勇人サイド】 勇人「ひー君何してるの？」 日向「そろそろ朝診察来ちゃうから武器出してるの」 勇人「その武器朝診察の時に使うの！？」 日向「そうだよ」 昨日作った剣2本と盾をベッドにセッティングをしているはーちゃんを体育座りをして観察 勇人「！！！！」 来た！！今日は3人で周ってるんだ……僕も嫌なんだよなー。 今日感度治療誰かな……森田先生好きだけど治療は痛いし厳しいし…… ドキドキする…… ・ ・ ・ 森田「処置あるかもだから日向先で」 日向「来たな」 A班「？？？」 バサっ！！ 日向「柴流　いちのかた　水面斬り！！！」 布団からバサっと飛び出したひー君は昨日作った剣を2本手に持ち先生達に迷いなく襲い掛かっていた シュパ　パパパパッ 日向「なぬっ」 遠藤「日向剣捌きが甘いな」 勇人「おー！」 腕で防御からのあっという間にひー君から剣を1本奪い取り、その剣を使ってもう一本の剣も奪い取る遠藤先生……すごすぎる 日向「お主…なかなかやるな……さてはひー君の秘技が漏れていたのか」 ひー君……水面斬りってどこかで聞いた気がするよ 遠藤「※ただの剣道有段者」 日向「剣がダメなら…」 加藤「はいはい中二病ごっこおしまーい」 日向「あっ」 盾も新聞紙ボールも没収され、加藤先生に首根っこを掴まれるひーくんが子猫にしか見えない ・ ・ ・ 加藤「ごめんなさいは？」 日向「離せっ！！武器返せっ！！はーちゃんと頑張って作ったんだっ！！」 勇人「ハッ！（共犯だと思われるじゃん）」 日向「離せ離せ！ひー君は中2病じゃない！！まだ中1だっ！！」 加藤「この暴れん坊どうします？」 森田「体調いいのはよくわかったし、予定通り昨日より少しでも狭くなってたらプラグ」 日向「（ドキッ）」 ・ ・ ・ 【日向サイド】 クッソ！加藤先生と遠藤先生にしっかり抑えられた。 森田「指2本からでいい？」 日向「1本からお願いします！！（腹を括った」 チクン 日向「んんゔ！！！」 加藤「力入れない」 日向「1本？ホント1本？！痛い！！！」 森田「1本」 ※ホントは2本 グチャグチョ　 日向「いってぇぇ！！！」 勇人「………（ブルブル）」