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B班治療
【佐々木サイド】
手裏剣効果絶大で割とすんなり触診に応じてくれた
日向「指1本ね」
佐々木「はい」
スッ
日向「(ビクン!!!)」
佐々木「痛いかな?息吐こうね」
日向「いた〜い……痛い」
佐々木「ふぅー……ゆっくり吸ってー」
日向「ふぅーー……いたいっ…(涙目」
佐々木「痛いねー。けど上手に力抜けてるからねー」
ぐり ぐり
日向「あーーーゔ」
佐々木「ここ痛いねー。。。呼吸整えよう」
日向「ハァハァハァ」
佐々木「いい子だねーー。もう一回頑張ってみようね」
日向「やだやだ」
佐々木「目つぶらないよー」
ぐり ぐり
日向「はっ!!ゔ…うゔ!」
佐々木「上手上手」
シャッシャッ:必殺 爪とぎ
日向「痛いっ 痛い」
佐々木「全体浮腫んでるから中に風船挿れてみようか」
日向「ん?!」
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【日向サイド】
おや……佐々木先生ってもしや…ガシガシ治療進めていくタイプ?物腰が柔らかいからうっかり乗せられてるけど、何だ?風船とは?
竹内「(噂より大人しいな……恐るべし佐々木マジック)」
佐々木「日向君拡張がまだ進んでないみたいだから、日向君のサイズにあった大きさになるように風船膨らませるから安心してね」
日向「あっ…どうも…?」
佐々木「風船の表面がボコボコしてるから、これが中をマッサージしてくれるからね。
あれ?器具が足りないな。ちょっと待っててねー」
おお??
日向「竹ちゃん」
竹内「わかりやすいくらいナメてんな笑。まぁいいけど。何?」
日向「佐々木先生ってひょっとして仕事きっちりこなすタイプ?」
竹内「そうそう」
日向「ひー君さ、さっき佐々木先生に爪とぎ攻撃したんだけど効いてなさそうだったんだよね、中身ガンダムではない?」
竹内「ガンダムではない笑」
日向「加藤先生達はさ、攻撃すると『何すんだよ』ばりに仕返ししてくるんだよね」
竹内「仕返し?笑」
日向「ひー君的にはそれされると燃えるわけ。男の子だから」
竹内「ほうほう」
日向「ノーリアクションだとさ、ひー君の良さでないんだよね」
竹内「なるほどねー」
日向「ところで竹ちゃんはなんでいるの?」
竹内「まぁ…気にしないで笑」
※日向抑え要員
佐々木「日向君お待たせ、準備出来たから挿れていくねー」
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【竹内サイド】
日向「なに!」
竹内「ちょっと触るだけ」
※がっちり肩抑え中
日向「ツネってやる」
竹内「お願い辞めて苦笑」
佐々木「頑張ろうねー」
ブスッ
日向「はっ!!!」
うおっ……力強っ
日向「はっはっ!痛い(涙目」
佐々木「力入れないよー、痛いねー」
日向「長いっ!痛い!竹ちゃん!助けてっ(涙目」
このタイミングでの竹ちゃん呼びは心が痛いよ
強がってツネってやるとか言ってるけどガッツリ俺にしがみついてるだけだし
佐々木「ゆっくり膨らますからねー」
日向「ゔぁ!!わっ泣」
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