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病は気から??

【竹内サイド】 あー。。。全然頭に入らない 加藤『これ全部覚えないと俺のサマリーを書かせる!』 加藤先生に課題を課せられてしまったぁぁ…… あの人本気でサマリー俺に書かせるからな…… しかも割としっかりダメだししてくるし苦笑 伊織「旭さん何してるんですかー?」 竹内「加藤先生からの課題やってる」 伊織「へー。相変わらず仲良しですね」 竹内「これのどこが仲良しなんだよ笑」 あー…分かんない。全部同じ器具にしか見えない 勇人「ねーねー」 ツンツンと脇腹を突かれ後ろを振り返った 竹内「どうした?」 勇人「内緒で聞きたいことがある」 すでに俺と伊織先生と割と近くにいる市村先生にはバレるけどいいのかな?笑 竹内「何?」 勇人「僕次いつ電気あるか知ってる?」 竹内「あー…ごめん…班違うと全然分かんないんだよねー…」 勇人「ぅーん……」 伊織「電気って低周波のこと?」 ガサガサ ポケットから四つ折りの用紙を出してきた伊織先生に駆け寄る勇人 そうか、フリーだから治療一覧持ってるのか 伊織「待ってねー」 背伸びをして紙を覗き込む勇人の必死さから想像するに……万が一治療が入っていたら…… 伊織「あー、今日の14時枠に名前あるね」 勇人「えっ……」 伊織「担当は加藤先生」 勇人「絶望!!」 絶望?笑 伊織「違った!遠藤先生」 勇人「ちんトレの危機!!」 なんだちんトレって?笑 勇人「………。」 竹内「……勇人さん大丈夫?」 ・ ・ ・ 勇人「(ズーン、、、)」 佐藤「だるいんだって?」 勇人「はぃ。(ズーン……)」 看護師さんに体調悪いって言ったら当直の先生に診てもらおうってことになった 部屋のベッドで布団にくるまっていると聴診器を首にかけた佐藤先生が現れた 佐藤「他に症状ある?」 勇人「……ねむい…」 全部ホント…… 朝から体調悪くて万が一、1番体力消耗する電気治療なんか入っていたら絶対に無理って思ってた A班はイジワルだから電気入ってるか濁して教えてくれなかったから、竹内先生に聞きにいった感じ…… 佐藤「胸の音聴かせてね。ゆっくり呼吸しててね」 スッとスエットの裾を軽く捲り、佐藤先生の手が中に入ってきた。 ほんの少し温かい手が気持ちいい

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