酒豪が二人、2本ボトルを空けた。 思惑通り、礼於は酔っ払って傑に甘える。 「傑もたくさん飲んだのに、全然変わらないね。 乱れない。つまんないな。」 「今夜は朝まで礼於を寝かせないよ。 乱れるのはこれからだ。」 「わっ、無理！ボク酔っ払いだ。」 「前に、している最中に礼於が眠ってしまった事があったね。眠ってる礼於を犯すのも、ちょっと興奮したよ。」 「わーっ、傑、そんな趣味があったの？」 「礼於が煽るんだよ。 眠っていても、おまえ、エロいんだ。」 　もう浴衣を脱がされて、恥ずかしい格好になっている。傑はいつも平気な顔をして、礼於を狂わせる。 　和洋室の、ベッドの上で繰り広げられる痴態。 「傑、もう我慢出来ない。」 さっきから礼於のいい所を攻めて来る。長くてゴツゴツした指が身体中を弄る。傑に甘えたくなった礼於が首に抱きついて耳元で囁く。 「傑も脱いで。裸で抱っこ。」 「可愛いな、礼於。」 ハジメほどではないが、傑の胸の筋肉も意外と凄い。礼於が触りまくる。 「大好き。この太い腕。 ボクを抱きしめる傑の顔。」 　片手に収まる礼於の顔を、そのゴツゴツした手で掴んでキスされるともう蕩けそうだ。 「あ、ああ、もっと滅茶苦茶にして。」 礼於がペニスを固くして、傑が口で愛している。 「おいしくなってるね。」 気持ち良くなる。優しく亀頭を舌で愛撫する。 「あ，ダメ、そこ、裏の所・・」 　礼於が腰を振わせて、カウパーが溢れて来た。 傑が耳元で、 「いつもより、感じてるね。 いいのか？礼於が感じてると私もいいよ。 凄くいい。」 傑の掠れた声に、ますます昂って来る。