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第135話 ロジとミト
「ミトと同じような疑問を感じてる子がいるって小鉄からメールが来たよ。」
「僕と同じって?」
「あの倶楽部の爺様たちの事だ。」
「うんうん、僕、今でも納得してないよ。」
今日はロジが家にいるから、ピアノを弾いて貰ってる。さっきから、ピアノを弾くロジの手を握って邪魔ばかりしているミトに業を煮やしてロジが言った。
「ミトがピアノ弾けよ。邪魔ばかりしてないで。」
「だってロジの指がセクシーなんだ。」
書斎のカウチに座り直して、ロジの首に抱きつく。いつもの事だ。
「う、う、ん、ロジ、欲しくなっちゃった。」
(なんて可愛く誘惑してくるんだ。いつもの事なのに、その罠に嵌る。ミトは魔性だな。)
「ロジの指が好き。いつも僕を蕩けさせる。」
ロジに激しく口づける。お互いの舌を絡ませて、貪るようなキス。
「はあ、ロジ、はあ、はあ、息が出来ない。」
ロジの首に抱きついて、耳に熱い吐息を吹きかける。
「ゾクゾクするなぁ。ミト、色っぽい。」
下着も脱がされてカウチに押し倒される。ミトの身体を横たえて、頭を撫でてくれる。
「ロジも脱いで。」
ロジが裸になって覆い被さってくる。
「重くないか?」
「全然。あったかい。」
腰を重ねてお互いのペニスを合わせて擦る。
「気持ちいい。」
ロジの上になってその大きな男根を舐める。
「凄い、エロい眺めだなぁ。ミト、あ、あぁ。」
これはいつもの前戯。
「もっとするか?」
「裸で抱っこ。でももっと欲しくなっちゃう。
ロジは欲しくないの?僕の事。」
ミトを横抱きに抱えてお尻を掴まれた。
ロジの指が後孔を解し始める。
「あ、ああロジ、我慢出来ない。」
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