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第166話 愛の夜

 長い髪が肩から滑り落ちて、それをかき上げる傑の仕草に萌える。激しく中を突かれて、傑の長くて太いモノに貫かれて、もう死んでしまいそう。腰を動かして汗ばんだ傑の匂い。髪がサラサラ落ちて来る。  背中に両手を入れて、挿入したまま抱き起こされてキス。舌を絡ませて激しく吸う。結合が深い。いい所に当たっている。  傑の胡座にすっぽり収まって、もっと欲しいと、開いた足を絡める。奥に当たっている。もっと奥へ、と足に力を入れる。 「ああ、もうダメ。こんなに奥に当たってる。」 傑が身体を支えてくれる。 「礼於、最高だ、気持ちいいよ。礼於はどう?」 「は、は、あ、あ、もうおかしくなる。気持ち良過ぎて。こんなに奥に入れられた事ない。苦しくて気持ちいい。  傑、ボクもう何回イッタかわからない。 傑、しっかり抱いてて。気持ちよくて怖い。」 「ああ、礼於、じゃあ、イクよ。」 気持ちいいところを突かれて礼於のペニスから白濁が溢れた。 「あ、あ、また、イク、イクッ。」 「最後は一緒にイコう。あ、あん、」 傑の腰も震える。  中に入ったまま、抱き合って眠った。目が覚めて傑のモノが抜け出てきた。 「わっ、眠ってた。たくさん注入されちゃった。」 「ごめんよ、ゴム付けなかった。夢中になってしまった。風呂で洗おう。」  傑に抱かれて、風呂に入る。お湯がたまるまで、シャワーで洗ってくれる。  丁寧に慈しむ様に膝に抱いて大切に洗ってくれるのだ。 傑に抱かれて眠る。一人で待っていた、あの寂しい日々を越えて、今はその手に抱きしめることが出来る。夢のようだ。

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