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第193話 激しい

 もう頭の中が沸騰した。礼於の唇を貪る。乱暴にこじ開けて舌を差し込んだ。口の中を蹂躙する。手が礼於のペニスを掴む。 「あ、ん、ああ、傑。」  礼於も傑の逸物を探っている。 傑は、いつも裸で眠る。綺麗な筋肉の身体に礼於が抱きついて眠る。 「どうせすぐに脱がせるのに、礼於はちゃんとパンツ穿くんだね。」  いつも傑に言われると、 「傑が脱がせてくれるのが好きなんだ。 もっとエロい下着にする?」  そんな戯れもまた、前戯なのだ。欲情した顔で 礼於のパンツを脱がせて、その足を広げる。 顔を近づけて、その内腿に舌を這わせる。固くなった礼於のペニスが、早く舐められたい、とカウパーを滴らせ、そそり立っている。掴んで扱く。 「あ、あん、傑のも、欲しい。」 聞いてやらない。可愛い声で懇願する礼於の手を払いのけて,乱暴に齧り付く。その屹立。甘く滴るモノを口に含んで愛撫。 「あ、やあ、傑のもちょうだい。」 身体を起こして、その口に傑の大きな逸物を近づける。礼於がやっとそれを掴んで、嬉しそうに頬張る。 「礼於、エロいな。凄い。ヤバいよ、イキそうだ。」 「ダメ!まだだよ。」 また、口でする。今日の礼於は、ひたすらセクシーだ。傑が焦って起き上がる。 「何か、あったのか? おまえ、もの凄くエロいよ、はじめてだ。」 礼於は抱きついて 「今、夢の中で犯されたの。 凄く強い力で、無理矢理。 顔を見たら傑だったから、ボクも、おもいきり感じていいんだ,って思ったら、頭がカッとなった。もう蕩けそうなの。  傑に夢の中で犯されて、傑だったから嬉しかった。」 「おまえ、もし私じゃなかったら、そのまま、犯されてたのか?」 夢に嫉妬している。夢の中の自分に嫉妬している倒錯的な感覚が、劣情を誘う。  礼於の足を掴んで広げた。そのペニスを扱きながら後孔を解す。 指を入れて柔らかく開いているのを確認して手を離す。コンドームをつける。 ローションを手にとり、後ろに塗り込める。 指をふやしながら、 「どうだ、欲しいか? 入れて欲しいって言えよ。」 「入れて。はあ、はあ、」 「可愛い礼於、愛してるよ。おまえの中に入りたい。」  

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