193 / 200
第193話 激しい
もう頭の中が沸騰した。礼於の唇を貪る。乱暴にこじ開けて舌を差し込んだ。口の中を蹂躙する。手が礼於のペニスを掴む。
「あ、ん、ああ、傑。」
礼於も傑の逸物を探っている。
傑は、いつも裸で眠る。綺麗な筋肉の身体に礼於が抱きついて眠る。
「どうせすぐに脱がせるのに、礼於はちゃんとパンツ穿くんだね。」
いつも傑に言われると、
「傑が脱がせてくれるのが好きなんだ。
もっとエロい下着にする?」
そんな戯れもまた、前戯なのだ。欲情した顔で
礼於のパンツを脱がせて、その足を広げる。
顔を近づけて、その内腿に舌を這わせる。固くなった礼於のペニスが、早く舐められたい、とカウパーを滴らせ、そそり立っている。掴んで扱く。
「あ、あん、傑のも、欲しい。」
聞いてやらない。可愛い声で懇願する礼於の手を払いのけて,乱暴に齧り付く。その屹立。甘く滴るモノを口に含んで愛撫。
「あ、やあ、傑のもちょうだい。」
身体を起こして、その口に傑の大きな逸物を近づける。礼於がやっとそれを掴んで、嬉しそうに頬張る。
「礼於、エロいな。凄い。ヤバいよ、イキそうだ。」
「ダメ!まだだよ。」
また、口でする。今日の礼於は、ひたすらセクシーだ。傑が焦って起き上がる。
「何か、あったのか?
おまえ、もの凄くエロいよ、はじめてだ。」
礼於は抱きついて
「今、夢の中で犯されたの。
凄く強い力で、無理矢理。
顔を見たら傑だったから、ボクも、おもいきり感じていいんだ,って思ったら、頭がカッとなった。もう蕩けそうなの。
傑に夢の中で犯されて、傑だったから嬉しかった。」
「おまえ、もし私じゃなかったら、そのまま、犯されてたのか?」
夢に嫉妬している。夢の中の自分に嫉妬している倒錯的な感覚が、劣情を誘う。
礼於の足を掴んで広げた。そのペニスを扱きながら後孔を解す。 指を入れて柔らかく開いているのを確認して手を離す。コンドームをつける。
ローションを手にとり、後ろに塗り込める。
指をふやしながら、
「どうだ、欲しいか?
入れて欲しいって言えよ。」
「入れて。はあ、はあ、」
「可愛い礼於、愛してるよ。おまえの中に入りたい。」
ともだちにシェアしよう!