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第22話※
俺は慧にとって特別な存在。
処女を奪って、親友と刷り込んで、羞恥オナニーまでさせても文句を言わない。
それどころか、視姦しているのもイイのか、慧の扱く手やケツを掻き回す指の動きがどんどん速く、激しくなる。
チンポは我慢汁ダラダラで完全勃起して、脈打ってきている。
「そういえばさ……前立腺? って……どこにあるの? ああほら、前立腺マッサージってのもあるくらいだし、実際に今ほじってて気持ちいいよね?」
それこそエロ絵とか検索して図解でなんとなーく、の位置はわかっているつもりだけど、こればっかりは慧に聞けるものなら聞いた方が早いし、安心して責められる。
「ん、うぅ……膀胱の下……えっと……ゆ、指を挿れて、五センチ前後のところに、クルミ大のものがあるからっ、わかると思う……。その上の精嚢も、直腸の襞を擦るのもっ……あっ、ここ♡ 僕が特に感じるの……ここだからな、悠太っ♡」
やべ。そんな風に直接的に性感帯を言われると、見ていられなくなる。
そのうち手マンだけでメスイキしたりして。
なんか……童貞の時は必死すぎて相手のことよりとにかく自分が射精できれば良いと考えてたけど、慧をちゃんと絶頂させてあげたい、って思った。
これが童貞と非童貞の違いなのだとしたら、あまにも余裕ありすぎだろ。
モテる男っていつもこういうことを自然とやるからモテるのか?
確かに……慧が俺の手とかチンポでメスイキ潮吹きでもした暁には、俺も慧も絶対照れるし、絶対可愛い。
抱き締めて良い子良い子してディープキスしたくなりそう。
ってそうなってもいないうちからこんなこと考えるなんて、自分でもマジキモい。
ゴール直前、全力疾走しているかのように息を荒げた慧が、弱い場所を弄るのは止めないまま俺に報告してくる。
「いいぃっ、イクッ♡ もう……射精……するぅっ♡ 悠太見ててっ、僕の溜め込んだ精子出すとこ……見てて、ぇっ♡ あおっ、おひィいいいいいい〜〜ッ!!♡」
普段からオナニーしないのは本当みたいで、濃くて飛距離のある白濁がビュルビュルまるで噴水のように、天井まで届くんじゃないかレベルに溢れ出た。
それは慧自身にもかかってしまっていて、でも今の本人は全然気にしていない。
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