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第4話 2回目の練習

昨日は昨日で初めての激しさも気持ち良かったけど、今日は少し余裕がある。 くっついたり、離れたりして、何度もキスをする。 その度にハルマのいやらしい吐息が漏れて、俺の下半身から自尊心はかき消された。 ジャージの上着がめくれて、直にハルマの腰に手が触れる。 柔らかい肌。 昨日は学ランのズボンだったからなんとも思わなかったが、今日はお互い生地の薄いジャージだから、体の様子がよくわかる。 ああ……ハルマがもし女の子だったら……。 そう思ったら、ついお尻を触ってしまった。 「あっ……。」 ハルマが反応する。 「ご、ごめん!つい……。」 「…………………………。」 ハルマは無言で、俺の理性を無くした下半身に触れてきた。 「あ!いや!今それはちょっと!」 優しくなぞられて、キュンとなる。 「……昨日、トイレでしてたけど、別にここでしていいよ……。」 「い、いや、それは恥ずかしい!」 ハルマが俺の下半身を優しくもて遊ぶ。 なんだよ、なんでそんなに上手いんだ。 「そ、そもそも、お前の練習が目的だろ!」 これ以上されたらまずい。 俺はハルマを後ろ向きにさせて抱っこした。 ズボンを下げると、ハルマの大きくなったそれが出てきた。 左手をハルマの服の中に入れて、乳首をいじりながら、ハルマのものをしごいてやる。 「ん!あっ!」 ハルマが気持ちよくなっている。 俺の腕を強くつかんで、指が食い込んでくる。 そうだ、こうやってハルマが性に目覚めれば積極的に彼女作りに励むに違いない! ハルマに彼女ができれば、自分の時間もできる。 俺だって、彼女ができるチャンスがあるかもしれない。 「あっ……!ああ……。」 ハルマはうまくイケた。 近くにあったティッシュで拭いてやる。 「どうだった……?一人でやるのとは、違うよね……?」 「……すごく気持ち良かった……。なんか、お前がバカになりそう、って言ってたの、わかるよ……。」 ハルマは拭き終わると、ズボンを上げた。 「……リョウスケの方も、やらないと。」 「俺は、いいよ、トイレでしてくる。」 「なんで?」 「恥ずかしいよ。」 「俺もしたんだからいいじゃん。」 ハルマがズボンの中に手をつっこんで触ってくる。 実は俺のはなかなかに大きくて、さらに張り切った状態だと生々しいのだ。 ハルマは全裸になっても芸術的な美しさがあるが、俺だとただの盛りのついたナントカみたいになる。 「……ごめん……俺の後始末してたから、萎えちゃったね……。」 「いいんだよ。ハルマの練習だし、俺も気持ち良かったから。」 出してないが、嫌な気分じゃなかった。 なぜかハルマが気持ちよくなって嬉しい。 ハルマのために頑張ったという達成感がある。 女の子にも、これくらいの気持ちがあればムラムラしないかもしれない。 「次は、リョウスケの好きなことしていいから……。」 俺の好きなこと…… はっきり言えば、フェラだ。 エッチは、そういう雰囲気になればすると思うが、フェラはしてくれるとは限らない。 相手の女の子がちゃんと承諾してくれないと。 ハルマの口元を見る。 さっき、俺の舌を受け入れてくれたハルマの口だ。 俺のを咥えてくれるハルマの妄想が思い浮かんで、頭を振った。 友達にそんなこと、させられるわけがない。 「考えとくよ……。」 そう答えた。

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