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★第28話 タツオミの徴収

またタツオミが股間をさすってくる。 優しい手つきで、俺のあそこは簡単に大きくなる。 「ダ、ダメだって……!」 タツオミがキスしそうなくらい顔を近づけて言った。 「ユイちゃんを勉強会に呼んでもいいよ。前払いにする?後払いする?」 「それ……!キスじゃ、済まないでしょ!」 声が裏返る。 タツオミは笑ってまたキスをしてきた。 2人のスマホが鳴った。 「ハ、ハルマだよ、きっと!」 俺はポケットからスマホを取り出そうとするが、タツオミはキスをやめようとしない。 「ハルマが、来ちゃうよ!」 「……じゃあさ、早くユイちゃん分、払おうよ。」 タツオミはリョウスケのベルトに手をかけた。 ハルマが来て、玄関が開かなければ疑われる。 「わ、わかったから……!昨日の分まで……で……。」 「じゃあそうする。」 タツオミは俺の大きくなったそれを露出させて、舐め始めた。 信じられなかった。 なんでユイちゃんのおっぱいより、俺のが良いわけ……?? 「あっ……!」 タツオミが咥えたので悶える。 タツオミの舌がうねうねと動いて気持ちがいい。 「はぁ、あ……タツオミ……もう、ダメだよ……!」 パンクしそうだった。 俺のスマホが鳴る。 着信だ。 一瞬、正気を取り戻してスマホを見ると、ハルマだ。 電話に出ようと思ったが、咥えられたまま電話に出るってヤバくない? 「……電話出たら?出ないと怪しまれるよ。」 タツオミが言う。 俺は、涙目になりながらも電話に出た。 「あ……ハルマ。委員会終わった?」 『うん。今向かってるけど、既読にならなかったから……。予定通りタツオミの家でいいのかな?』 「うん。そのまま来て。」 と、言ったあたりでタツオミがまたしゃぶり始める。 「………………ッ!!!」 『リョウスケ?』 「あ……ごめん!ちょっと、こぼしちゃったんだ!じゃあ、またあとで!!」 電話を切った。 「タツオミ!もう辞めろよ!ハルマが来るからさ!」 「……いいよ。これがユイちゃん分ね。」 タツオミが口元を拭きながら言う。 思った以上にタツオミはヤバい奴だった。 俺はズボンを履くと、よろよろをトイレに向かった。 ―――――――――――― 俺がトイレにこもっている間に、ハルマが来たようだ。 ホント、どんな顔してハルマを出迎えてんだ、タツオミは。 とりあえず、タツオミに彼女を作る作戦はもう無理だ。 このままでは、尻までやられる。 タツオミの豹変ぶりにショックを受けている自分がいた。 とりあえず、2人きりで会うのは危ない。 なんとか、勉強面は頑張って、頼りきらないようにしよう……。 そう決意をして、トイレを出た。

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