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★第62話 再挑戦

「あっ……あ……!それ、やばい……!!」 ハルマが指を入れて動かす。 指が二本入っていた。 思った以上に気持ちよかった。 たった指二本でコレって、大丈夫だろうか。 「……試しに入れてみる?」 「……そうだね……。」 お尻も、初めてはハルマがいいよね……。 「力抜いて……。」 「う、うん……。」 深呼吸をする。 ハルマのが触れる。 ドキドキしてしまう。 ぬちゃ、という感じはある。 「………………やっぱり、まだみたい……。」 「……そっか……。」 でも、なぜか俺は、この旅行で入れてほしい気持ちになっていた。 ハルマの家でもエッチはするが、家の雰囲気がピンクになると、勉強モードになりづらくなる。 時間がかかりそうだからこそ、今、やってしまいたい。 ハルマにそう言ってみた。 「うん、わかった。じゃあ、しばらく、はさんだままにする?」 そんなやり方があるんだ……。 ハルマの言う通りにした。 「ねえ、もし、二人とも志望校に受かったら、ルームシェアできないかな。」 「……ああ、いいね、それ。」 「まだ、親には話してないけど……。お金さえなんとかなれば、いいと思うんだ。」 「そうだね。」 俺たちの場合、もはや同棲だろう。 きっと、楽しい。 「……そろそろ、もう一度やってみようか。」 「うん……。」 ハルマの落ち着いてしまった下半身を舐めて元気にする。 リラックスを心がける。 ハルマのが中に入っていく感じがあった。 「ん……あ……。」 「リョウスケ……入ってるよ……。」 「うん……わかる……。」 「動かすね……。」 ゆっくり抜かれる。 「あ……。」 ゆっくり入れたり出したりされる。 「う、あっ……。」 「……もう少し、動かすよ。」 「うん……。」 ハルマが徐々に腰を早く動かし始めた。 「あっ!あっ!はぁっ!あっ……!」 奇妙な感覚だった。 おそらく何回かやれば違うのだろう。 「あ……リョウスケ……俺も、気持ちいいよ……!」 そうだった。 ハルマの童貞卒業記念だ。 「ハルマ……もっと激しくして大丈夫だよ……。」 「え、でも……。」 「ハルマにも、気持ちよくなってほしいから……。」 「……わかった。辞めてほしかったら言ってね……。」 ハルマは腰を振った。 「あっ!ああっ!」 ハルマが、カシワギ先輩に突かれて、悲鳴をあげたのを思い出した。 男に犯されるハルマ。 俺も、初めて男に犯されている。 「リョウスケ……出すよ……。」 ハルマはそう言って、俺の中に出した。 荒い息が部屋に響く。 「……入れる方も……大変だね……。」 ハルマがしみじみ言うので、笑ってしまった。

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