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 チロッと赤い舌を覗かせてから歯を立てて、垂れそうになる肉汁を吸うために口を窄める姿から目が離せない。  アンタの方がエロいだろ……思いながら、噛み千切られた残りを口の中で咀嚼する。 「はっ、お前こそ勃ってるじゃねぇか」 「うるせぇよ」  グッとスラックスの上から握られて俺も獅子谷の屹立に手を伸ばした。  お互いのベルトを外して競うように下着からモノを取り出す。 「クソっ、やっぱり凶悪な大きさだな」 「好きだろ?ほら、先イけよ」 「お前がな?」  獅子谷の屹立を握って、獅子谷も俺の剛直を扱いて……細いその指が巧みにイイところを刺激してくるのを堪えながら手を動かした。 「くっ……そ……」 「ははっ、ダラダラ。気持ちいいか?」  だが、そこは経験の差か、俺のモノは限界なくらい呆気なく高められてしまう。  グチュグチュと音がして先走りのぬめりで手の動きも速められていった。 「あ……も……くそ……っ、ーーーっ」  グリッと裏筋から亀頭を攻められてドクドクと白濁をその手の中に吐き出してしまう。 「量凄いな。なのにそんな萎えねぇって……若っ」 「うるせぇ」  気恥ずかしさを誤魔化すように上半身を起こして獅子谷を抱き締めるようにしてから反転させた。  上から見下ろす獅子谷は余裕の笑みでこっちを見てきてムカつく。 「足とかいいのかよ?」 「うるせぇ」  シャツの下から手を入れて脇腹を撫でられて、勢いのままワイシャツとタンクトップを一緒に脱ぎ捨てた。

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