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 クリクリと勃ち上がった先を下着の上から指でなぞってみる。  薄手のピタリとした生地はすぐにじんわりと濡れていって、見て確認したくなった。  吐息を溢しながら腰が浮き始める獅子谷に合わせて、スキニーも脱がせてやる。 「……エロ」  白い肌を少し赤く色付かせた獅子谷。  身に着けているのは下着だけ……しかも、それはかなり際どい黒のTバックでドキッとしてしまった。  生地の少ないそれは勃ち上がったモノが隙間から丸見えで、ギュッと後ろも食い込んでいる。  そのTバックの後ろの紐を引いてやると、獅子谷は甘い声をあげて慌てて口を手で覆った。  キツくて俺もベルトのバックルを外して前を寛げると、視線を感じる。 「興奮し過ぎ」 「こんなん見たら仕方ねぇだろ?」  その獅子谷の姿を目に焼き付けるように見つめると、獅子谷は少し身を捩って体を隠そうとした。 「何で隠すんだよ」 「お前が飢えた目で見てくるからだろ?」 「まぁ、飢えてるからな?」  チュッと頬にキスをして笑う。 「あんたで満たしたい」  口をしっかり塞いでリップ音を響かせた。  下着からとっくに飛び出している獅子谷の屹立を手で扱いてから手を後ろに滑らせる。  後ろの紐をズラして蕾に触れるとキュッと収縮させて反応したくせに、勢いよく両肩を押し戻された。 「は?」  理解できなくて眉を寄せると、獅子谷は真っ赤になって身を縮める。 「何で?」  その前髪を掻き上げて聞くと、獅子谷はギュッと俺に抱きついてきて顔を隠した。

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