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「ん"っ……はっ、も……」
頭を押さえても、獅子谷は喉の奥まで咥え込んで締め付けてきて更に追い詰められる。
出したい!!
もう堪らえ切れずに腰を振ってしまった。
だが、獅子谷は体重を掛けて上から押さえ込んできて腰はしっかりソファーへと戻されてしまう。
「ししっ……う"ぁっ!!あ……む、り……っ」
頭を振って訴えても獅子谷はこっちを見てニヤリと笑うだけで口も手も離してくれない。
ジュブチュブと音を立てて上下する頭を引き剥がせずただ呻いて思考まで白み始めた。
「おい、見てろっつの」
不意に口が離れて情けないほど乱れた息を吐く。
それでもまたすぐに根本は締めたまま手を動かされて下唇を噛んだ。
「二度とケンカなんてすんな」
「ぐ……あ"ぁ!」
「返事しろっつの!」
必死に堪らえているのに、獅子谷は容赦ない。
「ぅあっ……んん"ーーーっ」
「椎堂?誓え!」
「は、くっ……誓、う!も……しないっ!!から!!」
もう何度もそのままで叫ぶように誓うと、獅子谷は根本を締めたまま立ち上がってソファーに片膝をついた。
「本当だな?もうこんなケガすんなよ?」
目を見て確認されてただ何度も頷く。
「じゃあ……」
満足そうな顔をしてまた床で膝立ちすると、獅子谷は手を離すと同時に一気に喉奥まで飲み込んで締めてきた。
「く、あ……っーーー〜〜〜〜!!」
ビクンと跳ねて獅子谷の小さな頭を押さえながら一気に欲を解き放つ。
その口の中を汚し、更に吸われて目眩がした。
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