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「んっ……は、ぁ……」
甘く吐息も混ざるようになって、その舌先を吸ってからまた深く絡める。
蕩けてきた獅子谷の身体から力も抜けて踏ん張りが効かなくなると、自重で俺の楔が埋まっていった。
「ン、ぁっ……っ……ア"ァっっ!!」
ガクンと俺の肩からも手が滑り落ちた拍子に腰を支えてやると、グプンと一気にかなり奥まで|挿入《はい》って獅子谷が仰け反る。
目を見開いて震えるその姿に我慢なんてできなくなりそうだ。
疼きを堪らえていればいるほど、また俺の欲望は膨らんでいく。
「待て!デカく、す……な」
フルフルと首を振る獅子谷の腰を掴んで下から思いっきり突き上げてやりたい。
泣くほど喘がせて刻み付けてやりたい。
傷つけたのは俺だけど……でも、俺の想いと反省は解って欲しい。
「怜旺」
名前を呼んで目の前にある胸の粒に吸い付くことで何とか腰を打ち付けるのは堪らえた。
震えた獅子谷が俺の髪を掴んで、でも、すぐに慌てたように離す。
「大丈夫。もうそこはほぼ治ってる」
言って今度は少し歯を立ててやると、獅子谷は震えながら腰を浮かせた。
すぐに逃げたその腰を引き寄せてまた奥まで飲み込ませる。
「ンんっ!!ふっ……っア!!」
同時に勃ち上がった粒を舌で転がしつつもう片方も摘んでやると、獅子谷はゆるゆると腰を動かし始めた。
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