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 ヌチュグチュと音がして、俺の両肩を掴んだ獅子谷はどんどんその腰の動きを大胆にしていく。  内壁も熱くうねっていて、食い千切られそうな締め付けを堪らえるために背もたれに凭れてグッと顎を突き出した。  乱れた息と甘い喘ぎ。  軋むソファーの音とパチュンと肉同士が粘液と共にぶつかる生々しい音。  突き上げたいのにまだあちこちケガが治っていない俺は本当にされるがままでしかいられない。  腰を振る獅子谷は眉を寄せて掴んだ快楽を一気に高めるように、一度緩めた中をまたギュッと締め付けてきた。 「ンんっ……あ、はっ……ァ……」  色っぽいその声を聞いたらただ反応してしまう。  キツいくらい俺も張り詰めると、 「ん"ンっ!!……デカくし、過ぎ……っ」  苦しげな声を混ぜて獅子谷の目元に涙が滲んだ。 「怜旺っ……も、イくっ……」  負けじと攻められたせいで、さっき出したのにもう絶頂を感じてその腰を掴む。しかも、 「あ"っ!!ぅあ"ーーーッッッ!!」  キツかった奥の更に先に潜り込んだ感覚があって、全てが飲み込まれた俺はその一気に締まった勢いのまま熱を解き放った。  ドクドクと注ぎ込んでいく俺と、ガクガクと痙攣を繰り返して俺の胸に白濁を飛ばす獅子谷。 「あ……はっ……」  浅過ぎてうまく吸えていない口を塞いで息を吹き込んでやると、ハァッと大きく口を開けて次第に呼吸を戻していった。  そのまま落ち着いてくると脱力していって完全に身を委ねてくる。 「……あーぁ、意識飛んでんじゃん」

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