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「っ!!」
まだ寝惚けているそのかわい過ぎる姿にまた欲が溜まってしまう。
ゆるゆると腰を動かしてしまうと、
「あっ……へ!?っ、ふっ……ンっ」
獅子谷は慌ててしがみついてきて戸惑いつつもすぐに吐息を吐いて内壁を締めてくれた。
右腕で腰を支えて左手で尻を掴んで腰を動かしてやると、出したままなのもあってかグチュブチュと淫靡な音が響く。
獅子谷が俺の後頭部を掴んでくっついてくれるお陰で獅子谷のモノも俺の腹で擦れて質量を増していった。
「ハッ、ぁ……」
まだ寝起きでぼんやりした顔に快楽が滲んでいく。
白いその肌に赤みが差してきて、細いその腰も動き出した。
「っ、あ……お前……まだケガ、してるくせ、にぃっ!!」
「うん、あんま突いてやれなくてごめんな?」
もう目は覚めたのか喘ぎつつも少しムッとするその姿。
「盛り過ぎだっつの」
「怜旺がかわいいから」
「っ!!何言って!!」
「なぁ、俺も“圭斗”って呼んでくれる?」
「っ……し、知るかっ!!」
照れたらしい獅子谷がそれを隠すように俺の頭を抱き締めて顔を見せてくれなくなった。
仕方なくその胸に舌を伸ばしてやると、獅子谷は声を跳ねさせて締めながら腰をグルリと回す。
「くそ……っ、まだデカくなんのか!?ちょっとは萎えろ!……ん"ンっ!!」
「こんなんムリだっつの!」
軽く動かすことしかできない俺の代わりに獅子谷が俺の上で腰を振ってくれた。
怒っていると言うくせに寂しがっていて、触るなと言うくせにしがみついてくる獅子谷。
「っ……怜旺……好き」
獅子谷は甘い声で啼いて深く俺を咥え込んだ。
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