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 そのまま交わること数回。  一緒にシャワーだけ浴びてまた兆しそうになるのを堪らえつつ、真っ暗な寝室に直行してただ獅子谷を後ろから抱き締めて眠った。  朝、ぽやぽやと寝惚けていた状態からも覚めた獅子谷はかなり気怠そうで申し訳なくは思うのに、またしっかり上を向いているモノ。  それを見て呆れられたが、 「仕方ねぇじゃん。朝だし」 「いや、昨夜どんだけヤったと……」  開き直ると、深いため息を吐かれた。 「めちゃくちゃよかったんだよ。あんたがめちゃくちゃエロくて積極的で」  思い出すだけでまた熱が溜まるのを感じる。しかも、 「なっ!!」  今更照れて真っ赤になるなんて反則じゃないか?  獅子谷も思い出したらしく、バタバタと足をムダに動かして布団の中に隠れるとか……かわい過ぎて俺はもう痛いくらいに反応してしまった。 「獅子谷」  隠れている獅子谷を後ろから抱き締めると、獅子谷はまだ真っ赤な顔を隠している。 「かわい過ぎだろ」 「っ……つか、当てるな。お前のモノはどうなってんだよ」  その声が上擦ってしまっているのに気付いて笑ってしまうと、獅子谷はクルッと体をこっちに向けてギュッと俺の屹立を両手で掴んだ。 「シてくれる?」 「……バーカ」  言いつつも軽く扱いて下へと下がっていってくれる獅子谷。  口を開けて咥え込まれるその溶けるような暖かさに少し腰が揺れると、笑ってすぐにジュブッと音を立てて吸い付いてくれた。

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