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「んっ、はっ……っア」  獅子谷の背中にキスを落としながら手を伸ばして後孔に触れる。  夜中、何度も繋がったソコは少し腫れている気もした。 「痛いか?」  聞くと、獅子谷はフルフルと首を横に振る。  だが、素直に頷くはずもないとを知っている俺は背後に回って獅子谷の上半身を伏せさせながら尻を高く引き上げた。 「やっ!」  逃げようとする獅子谷をしっかり捕まえて双丘の狭間に舌を伸ばす。 「ンっ……ふ……」  震えるその下半身を押さえつけて尖らせた舌を挿し込むと、そのまま右手は前に回して竿を掴んだ。 「ひ、ぁっ!!……っ」  短く声を上げて獅子谷の腰も揺れ始める。   「待てっ!……ヤダっ!!」  上擦るその声を耳にして止めてやれるはずがない。  舌を蠢かせながら頭を前後に動かして内壁を味わいつつ、扱く手も動きを速める。 「あ……ダメっ」  獅子谷の屹立がグンと質量を増して張り詰めたのを感じて舌をグルンと回転させながら指で先端を擦ってやった。 「〜〜〜ーーーっ!!」  ビクンと跳ねて獅子谷が白濁を吐き出す。  手で受け止めてその身体を表に返すと、獅子谷は荒い息を吐きながら両腕で顔を隠した。 「かーわいっ!」  チュッとその腕にキスを落として俺も上を脱ぎ捨てる。  そのまま獅子谷の上もちゃんと脱がせて見下ろすと、白い獅子谷の肌に黒い石のネックレスはかなり映えた。

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