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第9話
in 烏野学校 昼休み
日「なぁ、月島〜、最近影山見た〜?」
月「見てないよ。なんで僕に聞くわけ?」
日「最近、学校来ねーなって思って」
月「その話?別に来ようが来まいが王様の勝手デショ」
日「やっぱ、菅原さんのことか…」
月「え…何で?」
日「え?だって影山、菅原さんのこと好きだろ?」
月「知ってたんだ、意外と周り見てるんだね」
日「まぁな。…っておい!どういう意味だよ!」
月「え?そのまんまの意味だけど?」
日「そんなん知ってるっーの!」
月「あ、そう」
日向(完全に流された…)
日「影山って本当に菅原さんのこと好きなんだな〜」
月「なんでそうなんの?」
日「だって、俺も菅原さんが事故に遭ったときはなんで?って思ったけど、頑張らなくちゃって思ってる。好きだからこそ、やっぱ立ち直れないな〜って思って」
月「案外いい事言うじゃん、ま、菅原さんが戻ってきてくれないとトスする人居ないからね。僕はそういうの無理だから」
日「おお!あの、月島が人の心配してる!」
月「菅原さんだからだよ。大事な人だし、いい人だからね」
日「まあな!早く戻ってきてくれねぇかな〜、二人とも、早くトス打ちてぇ!」
部活
谷地 (最近、みんなの元気がない。たしか元気がなくなったのはあの日からだ。そして、影山くんも学校に来なくなったのも。ここはマネージャーの私が行くべきなのかな?いや、でも、今言ったら言ったでこの雰囲気は治る?どうしよ…。)
烏「集合!!!」
「今日のこの時間は自主練にする。」
「え?何でですか?」
「理由は二つ。俺は菅原を見に行かなきゃならん。そして、今この雰囲気でやるとけが人が出そうで心配だからだ。じゃあ、そういう訳だからよろしく。」
「じゃあ今日はなし!ゆっくり家で休むように」
それからみんなは家に帰り就寝した。
そして、みんなが寝た深夜2時頃。
みんなの携帯に一通の電話が掛かっていた。
最初に影山、そして大地、旭…と順番に掛けられていった。
影山は電話がなったあと、すぐに着替え家を飛び出していた。
もちろん、烏野高校排球部は全員家を飛び出していた。
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