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【番外編】シラフじゃできへんっ♡④*

「うあ、はあっ、もう……はやく……」 「なんだ」 「ちんこも、さわってほしいぃ……」  あまりに淫らな声音でそう言うので、景虎は驚いた。よほど時間をかけていじめないと言わないような台詞が、今日はすんなりと出てきた。やはり酒の力によるところが大きいのか。  普段のように、意地を張ってイヤイヤ言う庄助もいいが、淫乱さを隠さない庄助もこれはこれでいい。 「脚、開けよ。触ってやるからよく見せてみろ」 「……変態」  庄助はそう言うと、上体を起こした。座って景虎と向かい合う形になると、ゆっくりと脚を開く。  垂れ落ちたカウパーが糸を引いて淫靡だ。庄助のペニスは、腹に付きそうなくらい上を向いていた。 「ひ……んっ」  裏筋を人差し指でなぞると、ぴくんと身体ごとペニスが動いた。とろとろとこぼれ落ちてくる液を絡めて、指の背で先っぽを刺激する。それだけで庄助の太腿は震え、うっかり達しそうになってしまう。 「ん、く……や、きもちい……っ」  髪と同様に金色に脱色した眉をひそめ、詰まる息の合間に声を絞り出している。すっかり下を向いてしまった顔を、顎に指をひっかけてこちらを向かせる。庄助の茶色っぽい瞳が情欲にとろけて潤む。 「エロい顔になってる」 「お前も……やんけっ、は……っ、あ!」  顔を見ながらペニスを上下に刺激する。いつもなら恥ずかしがってそれだけでフニャッと泣きそうな顔になるのに、強気に睨みつけてくる様は新鮮でなかなかいい。鼻っ柱をへし折って泣かせたくなる。景虎は左手で庄助の幹を握り込むと、ゆったりと動かした。 「おっ……ん、カゲ……なあっ」  景虎は、必死に肩に掴まろうとしてくる庄助の手を制した。甘えた声が行き場をなくして吐息になる。 「しがみついたらお前のチンポが見えない。楽しませてくれるんだろ? 覚悟決めろ」 「っあ……! あわ……!」  後ろに手をつかせ、腰を突き出させる。際限なく溢れてくるカウパー液を押し戻すように、尿道口を軽く抉る。  引ける腰を捕まえて何度も何度も、ひくひくと蠢くその中に粘ついた汁を押し返すように塗り込める。それらは次々に溢れてきて、景虎の指を汚した。 「あぎっ、んぁ……っ! や……イキたいぃ、ちんこ擦って、カゲ……っ」 「素直だな。いいぞ、思いっきりイけよ」 「んん~~っ……」  口の端から垂れた唾液を余さず舐め取られると、庄助は恥ずかしいような嬉しいような、何とも言えない気持ちになる。  景虎は快感で蕩けそうな庄助のペニスを掴み、皮を限界まで下に引き下げると、そのまま右の手のひらでぐりぐりと亀頭を撫でた。まるですり潰すような動きだった。

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