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9.※陵辱

腰が浮くほどに上げられたと思った瞬間。 ズッと重たいものが下腹部に直に感じた。 それがまた熱を持ち始めた客の局部だと分かったのと同時に、血の気が引いた。 この客が生で愛賀の後孔に挿れている。 「まっ、んっ、ぁ⋯⋯っ、まっ、まって⋯⋯ぇ⋯⋯は⋯⋯ぁ、はっん⋯⋯っ!」 ヒートが終わったばかりの余韻でもあるのか、それとも戒められた部分が反応しているのも相まってなのか、乱暴な行為でも気持ちいいと喘いでしまっている。 生でされて、もしかしたら孕んでしまう可能性があるというのに、そんなことはささいなことだと思えてきてしまっている。 ゴムはちゃんとさせろと『ご主人様』に言い付けられていた。その言い付けを守れなかった罰として酷いことをされるかもしれないが、もうこの際どうでもいい。 もし、望まぬ妊娠をしてしまってもその腹の子どもごと客のプレイの一環として使われる程度だ。 何もかもどうでもいい。 「は⋯⋯っ、きもち、いいだろ⋯っ」 「⋯⋯は、⋯⋯ぁ⋯⋯っ、ん⋯⋯きも⋯⋯いい⋯⋯きもっ、ちいい⋯⋯れす⋯⋯っ」 「ハッ、そうだよな⋯⋯っ、こんなにも、ぎゅうぎゅうに、締めつけて、いやがるんだからな⋯⋯っ、もっと突いてやるよッ!」 「あぁ⋯⋯ッ!」 絡みついていた肉壁を無理やりこじ開けるように奥へと突き上げる。 腰が大きく浮くぐらいの衝撃が襲ったのも一瞬で、連続で激しく突き出す。 それは子宮口をこじ開けて、ナカに射精()してしまいそうな勢いだ。 「⋯⋯ぁ⋯⋯は⋯、んぁ、はぁ⋯⋯っ、そ⋯⋯っ、なに、も⋯⋯ぅ⋯⋯は⋯⋯つっ⋯⋯つ、いた⋯⋯らぁ⋯⋯! でき、ちゃ⋯っう、あか、ちゃ⋯⋯んぅ、でき、ちゃう⋯⋯っ!」 「そりゃ、面白い⋯⋯、孕んだら、母子(おやこ)共々⋯⋯可愛がってやる⋯⋯ッ!」 「⋯⋯は⋯⋯ッ!」 ズンッと肉と肉がぶつかり合う、一際大きな音が響いた直後。

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