20 / 48

★第20話 教育的開発

実際は噛みつかれてないけど、それくらいの勢いで俺のを咥えたのだ。 「あぁ!ふぁっ!」 先輩の、なめらかな舌づかいと、口の中の気持ちよさと、絶妙な手コキの組み合わせで、俺のあれはみるみる大きくなった。 あっという間に最大になると、先輩は俺の足を持ち上げて、一気に挿入してきた。 「あっ!!あぁっ……!!」 最初から激しく腰を動かされて、痛みが走ったが、すぐに内臓から快感が押し寄せてくる。 「んあっ!!あっ!!」 声を我慢することができない。 余計なことが考えられなくて、ただただ、もっと突いてほしいという願望が湧いてくる。 「……リョウスケ……ハルマに負けず劣らず、エロい顔になってるよ……。」 体が熱い。 完全に体は先輩に支配された。 先輩は一度動きを止めて、ゆっくりと掻き回すように動かす。 「うぁっ……あぁ……。」 なんで……そこが気持ちいいって……わかるの……? 「簡単にはイカせないからね……。」 先輩の声は、怒ってる。 また激しく出し入れされて、頭が真っ白になる。 イキそうになって腰が浮いて来ると、先輩は動きを止めてしまう。 「あっ……そんな……。」 お互い息を荒くしながら、見つめ合う。 先輩の目には、愛はない。 プライドを傷つけた俺に対する、怒りと蔑みだ。 「……お願いしなよ……イカせてくださいって。」 …… ……… ………… やだ 言いたくない もう、言うくらいなら、あとで一人でする 「……まだ、余裕みたいだね……。」 先輩は一度抜くと、上を脱いで、上半身裸になった。 あの、キレイでたくましい腹筋は健在だ。 マズイ…… 俺は…… 先輩の腹筋フェチなのだ。 本当は、剣道着を脱ぐ時に、稽古後の汗ばんだ腹筋が見える……がベストだ。 先輩は、再び俺に挿入する。 もう、すんなり入るに決まっている。 先輩の腹筋から快感を与えられていると思うと、さらにあそこがもぞもぞする。 腰が勝手に動いて、快感をとりこぼさないようにしているのがわかる。 「あぁっ……ん!」 俺の先っぽから勢いよく出る。 先輩もイッたらしく、なんだかあの辺りがぬるぬるした感じがする。 お互い無言でしばしジッとしていた。 先輩は立ち上がって、処理をし始めた。 ついに、先輩としてしまった。 でも、正直、浮気したうちに入らない。 なんでだろう……。 先輩が、こっちにティッシュを投げて来る。 「いたっ!」 ほらほら。 浮気でも気持ちが通じたら、いたした後は優しくなるもんじゃん? ティッシュをぶつけてくるわけない。 やっぱり、これは浮気じゃないんだよ。 「リョウスケ、僕はさ、リョウスケとキスしたりヤッたりするのは、浮気のうちに入ってないから。」 先輩も、同じ感覚だ。 「これは、きっと、教育的開発なんだよ。」 ………………言い換えたら、調教じゃない? 「だから、勘違いしないでね。僕はリョウスケのこと、好きじゃないから。」 「そ、それはこっちのセリフですから!!」 俺だって、先輩のことを愛することはできない。 俺が好きなのは、ハルマだけだから。

ともだちにシェアしよう!